旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

クライストチャーチの「南極センター」

2020-10-13 10:55:27 | ニュージーランド
2002年ニュージーランドの旅より
南極はどこの国の領土でもないが、南極点にあるのはアメリカ軍の基地である。

ニュージーランドは南極にかなり近い。

なのでかどうか、南極の一部を自国の領土と主張している。

クライストチャーチ空港のすぐ近くにある「南極センター」
ANT-ARCTIC=北極圏の逆、という意味。
南極について、主に自然科学的な側面から解説されている。

が、歴史的・社会的な南極の意味も避けてはとおれない。
二十世紀のはじめまで極点に立った人類はいなかった。
★1910-13 アムンゼンとスコットの南極点いちばん争いについてはこちらに書きました

今後、月面を自国の領土と主張することは起こりえる。
南極をどう扱うかは月をどうするかの試金石なのだ。

南極条約は領土主張する国々の主張をいったん止めるために1959年に締結された。

どこの国の領土でもないということで、基地が発送する郵便については南極専用の切手がつくられた。

本来南極でなければ買えないこれらの切手が、ここ「南極センター」で売られている。


極地基地で活躍している車に試乗させてくれる。

オゾンホールがほんとうに出来ているという写真↓



ほんとうはちょっと怖いアザラシの剥製

ペンギンと子供しか入れない部屋もあります(^.^)



コメント
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