旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

パリ~アレクサンドル三世橋から新凱旋門へ。最後の夕食はグランキャフェで

2023-02-14 15:42:03 | フランス
元祖凱旋門の延長線上にグラン・アルシュ(日本語でだけ「新凱旋門」)がある。地下鉄一号線の終点ラ・デファンス地区。

アンヴェール駅から地下鉄に乗り、

アンヴァリッドで降りる。

アンヴァリッドは訳せば「役立たず」↑ルイ14世が傷病兵のための施設として設立した場所だが、日本語でも「廃兵院」と直訳されている↑フランス軍の最高の教会であるあのドームの直下にナポレオン一世が葬られた。

↑セーヌ川の方をみれば↑「セーヌにかかるもっとも美しい橋」と言われるアレクサンドル三世橋

ロシアとの友好条約を記念して、時のロシア皇帝の名前を冠している。
礎石を置いたのは皇太子だった後のニコライ二世。
完成・公開されたのは1900年のパリ万博。

当時の照明はすでに電気だったのだろうか。

橋の上からエッフェル塔が見える↑当時は完成してまだ十一年↑取り壊される予定だった↑

渡りきるとグラン・パレとプチ・パレ。
共に1900年の万博パビリオン。現在は美術館。

↑プチ・パレの庭にジェフ・クーンズの作品が見えた
2015年に発生したパリ同時多発テロへの追悼に2019年に製作されたもの

ここでガイドさんは終了。

シャンゼリゼまで歩いてクレマンソー駅で地下鉄一号線に乗る↑

一号線の終点ラ・デファンスはパリの外側になるのだが↑例外的に地下鉄でも行くことができる
地上に出ると目の前に高さ100メートルを超える「大アーチ」がそびえていた。

お昼時でフードコートは混んでいる

「新凱旋門」から元祖凱旋門方向を見ると↓

↑小さいけれど見えております(^^)↑

ふたたび地下鉄一号線に乗り、コンコルド広場で降りて

フォーブール・サントノーレ通りのエルメスを横目で見たりしながら

ディジョン・マスタードの名店「マイユ」に寄る↑この「壺」は入れ替え用で

近所の人は↑中身だけ買いに来る

↑小松はそんな買い方はできないけれど↑ベレネーズ・ソース(エシャロットとエストラゴンの入った、通常のマヨネーズよりちょっと高級感がある卵黄ベース)と、パルメザンチーズのソースを購入。日本で買うよりはずっと安いようです(^^)
++
「モノプリのエコバッグを買ってきて」と言われたので

↑ひととおり買いました。


↑ギャラリーラファイエットは買い物をしなくてもこのガラス天井を見るためだけに行く価値がある↑
ルイ・ヴィトンの店舗はギャラリーラファイエットでも草間彌生コラボ。

ギャラリーラファイエットのエコバッグ?もいい感じです(^^)

免税書類が必要になった方を二階の専用カウンターへお連れする↓

↑こんな専用カウンターへのトンネルができておりました(^^)
****
ホテルへ戻り、今回の旅の最後の夕食は「グランキャフェ・キャプシーヌ」へ。

三十年以上通っていると内装は変化しているが、牡蠣と海鮮モノの美味しさは変わらない。

↑特にこの「赤海老(メニューを直訳)」は、これだけ食べにパリに来たいと思うほど。

デザートには「パリ⇔ブレスト」↑二都市を結ぶ自転車レースを記念してつくられたので↑車輪のカタチ。
砕いたアーモンドふわっとバタークリームがシュー生地に挟まれております(^^)
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パリ~朝のモンマルトル、

2023-02-14 10:25:05 | フランス

↑青空のモンマルトル。サクレクール聖堂のもとへ↑
バスをつかって行きましょう↓一日券モビリス8.45ユーロも買ったし(^^)



フランスの朝ごはんは多様なチーズと焼きたてのバゲットがあればそれでじゅうぶん。
オペラ座裏のオスマン通りのホテルを出て近くのバス停へ↓
↓途中でビルの間から朝陽に照らされたサクレクール聖堂が見えた

↑きのうは夕陽が当たっていたっけ

朝9時過ぎ、幸い空いたバスに乗れた。

バスに乗ったらチケットを↑この機械にとおす

すいすい進んで、09:30にはパリを見晴らす丘の上のバス停に到着

オペラ座裏からは遠くに見えていたサクレクール聖堂のドームが

路地の向こうにびっくりするほど大きく見えた。

↑画家たちが似顔絵の店を出すテルトル広場↑

朝十時前は観光客も画家もまばら。

↑ドッグランで近所の犬たちが集会(^^)

↑あ、今日はバレンタインデーだっけ。

朝早くだったので行列せずに大聖堂の中に入れた。

ビザンチン風の巨大なキリストのモザイク画が見下ろしている。
1871年にプロイセン(今のドイツの一部)にパリまで攻め込まれた敗戦の際の、多くの犠牲者を追悼するために建設された。

「モンマルトル」とは「殉教者の丘」という意味である。

ドームと、もうひとつは鐘楼↑

↑丘の裏側へ降りる長い階段↑

↑「ラパン・アジル」でピアノを弾いていたエリック・サティが住んだ家↓



画家たちが住んだ家は「モンマルトル美術館」になっている。

↑こちらの塔は給水塔


↑右手奥に、今も営業しているシャンソン酒場「ラパン・アジル」の赤い壁

↑ユトリロがこの構図で描いていたっけ

広い階段をゆっくり降りてゆく。

振り返るとメリーゴーランドと青空とサクレクール聖堂

モンマルトルの丘のふもとはちょっとごみごみしている。
しかし、ちょー安い衣料・雑貨・お土産の店がいっぱいで見て歩くのは楽しい。
ロートレックの時代から現代までいわば「パリの歌舞伎町」。

↑大通りに出たところで地下鉄アンヴェール駅に降りる↑ギュイマールがデザインしたアールヌーボーの入口↑

まだ午前11時過ぎ。
「セーヌ川にかかるいちばん美しい橋」に行くことにした。

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