Remains of The Accidents

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そしてツーリング

2020年10月11日 | 川崎



前回、車検とツーリングについて書こうとしながら、時間切れで車検の話のみとなって
しまったので、今回はその後のツーリングについて

借用したのは、YAMAHAMT-09 という3気筒116PSのモタード

軽いのに馬力があるので、至極乗りやすい単車だった

ただ、もうこんなデザインなので単車という表現もないのかと思う


車検場から帰宅して、午後いつもの場所に借用に出かけた
そのまま、R246から環8、関越道で軽井沢に向かった


今回はGoToTravelで格安一泊旅行としてみた

金曜日でも、夕暮れ時の関越道下りは空いていて、この単車のクセもなにも
つかめないまま進んでいた


このままではただの移動手段にしかならないので、ふと藤岡JCTを通り過ぎて藤岡市
の街中に進めてみた

行ったことのない街、走ったことのない道がツーリングのだいご味だと思っている
ので、高速道路は極力避けたいのだ

スマートICから一般道に降りたのだが、右も左もわからないので、いつもの「感」で右折

市内(藤岡駅)まではほぼ直線だったが、駅を迂回して軽井沢方面の道を探すも渋滞に巻き
込まれて一向に進まない

ようやく市内を抜けて安中まで来たら、辺りはすっから真っ暗

そこからも渋滞は続き、次回以降は金曜日夕方帰宅渋滞に気を付けようと心に誓った


ようやく渋滞を抜けたら、ずいぶん身体が冷えてきた、寒い、寒い
ここから一気に高度を上げて軽井沢に向かうことになるのだが、碓氷峠のバイパスは
スムーズなだけ、速度と高度があがりどんどん体温を奪っていく

久しぶりに「あと何キロ」と秒読みしながらコーナーを回っていた


宿について、大浴場で足を延ばして、体を温める
コンピニで仕入れた総菜ではあるが、ビールとハイボールで身体にしみこんでいく
数年前まで大阪で続いていた、出張帰りの新幹線での夕食のようだ



翌朝、人気の少ない食堂で朝食を摂り、荷物をまとめてMT-09を目覚めさせる
行くあてのない旅なので、昨晩のうちに大体のルートを決めていたのだが
気の向くままでよいと思い、決定はしない

おおまかに、軽井沢から草津方面に抜けて、そこで左右どちらに曲がるかを決める
曲がった方向によって関越に下るか、上信越道に戻るか、はたまた中央道にでるか

結局、つま恋のキャベツ畑を眺め、台風で被害にあった国道を迂回、信州上田から
南に向かって大門街道をひた走り、諏訪方面から調布IC降りていくこととした

なにせ15時には返却しなければならないとなると貧乏性に火がついてしまい
なんとか間に合うようにしてしまった

浅間山が少し揺れているとのニュースも、ビビリの自分には嫌な予感となってしまう
さてさて、ひたすら走ったリザルトは24時間で約500kmの走行、うち飲酒と就寝
で数時間は使っているので、そこそこの耐久レースだった


折角信州にまで行って、美味しいものも食べず、温泉にも浸からず、ただ走ってくる
だけの復活三回目ツーリングだった




帰宅して数日後、毎朝のルーティンにでかけたらきれいな虹がかかった
虹の向こうは晴れなのだろうかと問う歌があるが、虹というのは光を背中に背負って
こそ見られるもの

雨が通り過ぎて晴れてきた証拠なのだ

Everything will be AllRight. 

明日は晴れるのだ

























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