13階段(高野和明) 2022年03月13日 | よむ 設定から流れから懐かしさすら感じる作りの2000年代初頭のミステリー。東野圭吾といい宮部みゆきといいあぁこういうの流行ったなぁ!というのが率直な感想。突飛な設定を最初にドンッ!と卓上に置いてあとは手品のように意外性のある事実をチラつかせ上手にミスリードさせておいてこんなんどうでしょ!とばかりに種明かし。冷静に読み直すとそんな杜撰な証拠でそうはならないでしょ!といいたくなるものばかりなんだけど、いや懐かしや懐かしや。