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ひさびさに読みやすい良作にあたった!
2007年本屋大賞の「一瞬の風になれ」
はまだ未読だが
同作家さんの1997年作品を発見。
駆け出しの噺家さんの奮闘ぶりを
疾走感あふれる文体で
生き生きと描写。
三者三様クセだらけのコミュ障どもを
短気で手の早い江戸っ子がまとめあげながら
自らも成長してく姿と
時に悩み時に立ち止まりながら指導し
教え子に学ぶ奮闘ぶりは
胸をうつし
何よりも意外なことに
数人の少人数ながら
人をまとめていかないとならない
中間管理職として苦悩を理解できる部分があって
参考にはならないけど共感できるところが大きい。
ただ一つ言いたいのは
実写化の国分太一と加里奈は
ちょっと違うと思うぞ!
目標としている
「都内に勤めているうちに寄席をみる」
を実現しなければいかんな。
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