週末の終電車は、普段とはちょっと違った雰囲気につつまれる。
これで家に帰れる、という電車にやっとのことで乗り込んだが、なかなか電車は発車しない。乗り換え客のために、遅れている列車を待ち合わせてから発車するらしい。
ドア横の踊り場に寄りかかると、どこからか「シュート撃てぇ」と聞こえた。なんだろうと思ったら、女性がケータイのワンセグでサッカー中継を見ていた。そうか、今日からワールドカップだったっけ。ちょっと見回すと、同じように中継見ている人がけっこういる。昔なら、サッカー中継のある日はみな早く帰って、家で中継見てたもんだけどね。一方、隣にいつのまにか立っていた大柄のサラリーマンの兄さんは、ケータイでメールを打っている。「酔ってないからぜんぜんへっちゃらさ・・・」と、つり革つかまってこっくりこっくりしながら打っていた。おまけに顔も目も真っ赤だし。
予定から10分遅れてようやく電車が動いた。途中の駅では待ちわびた乗客がどんどん乗ってくるから、いつのまにか朝以上の混雑に。隣の人とはもうぴったりくっついて身動きもしにくくなるし、その人が読んでいるマンガも視界に入ってくる。「なにジロジロ覗いてるんだ」なんて言いがかりつけられるのも癪なので、目が合いそうになったらさっと目をつむる。でもちゃっかりちら見だけはしたり。
ようやく降りる駅になったので降りようとするが、リュックの紐を誰かに踏まれているようで降りられない。頭を下げて足をどけてもらい、降りた目の前にはxxx(自主規制)を掃除したあとが・・・。最近よく見かけるけど、気持ちのいいもんじゃないね。ましてまだ食事前だし。
こんなこと書いて、はたしてぼくのイライラも少しは落ち着いただろうか?まいっか、明日は休みだし。まったく関係ないけど、今回のブログ書きながら、海援隊「昭和けんかロック」聴いてました。