KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

まちのおくすりやさん

2010-06-06 22:02:46 | 日記・エッセイ・コラム

 いま鼻の治療のため、耳鼻科に通っていることは以前にも書きました。

 先日の金曜日、仕事を終えたあとで耳鼻科へ立ち寄り、そのあとで処方箋をもらうために薬局へ行くのですが、今日はその話です。

 耳鼻科のあるビルからはちょっと距離もあるし、駅前には同じように処方箋を扱う薬局はあるのだが、最初に紹介されて来てからずっと同じところに通っている。というのも、この薬局では処方箋と一緒にチ○ビタをくれる。

 なぜそんなことするんだろう?オマケを出す薬屋なんて、病院通いを20年以上続けているけども初めてだ。いつも思っていたのだが、この日は夕方で自分が帰ったら閉店する雰囲気だったので聞いてみた。すると、「それが楽しみで来る人もいるからよ」とは薬局のおばちゃんのことばだ話題のきっかけ作りだともおっしゃった。なるほど。ちなみに、お子さま向けには飴玉あげたり、処方箋を待っている間のたいくつしのぎにオモチャも用意されていたりする。大人には同じような理由で雑誌やマンガが置いてある。

 何十年もこの町で続けているようで、近所の子供たちも普通に「遊びに」くるんだそうだ。中には、薬屋に行きたいのに病院に行かなきゃならないことに不満を持つ人もいるという。この話には思わず笑ってしまった。

 おじさん、おばちゃんの夫婦二人で切り盛りしている、まさに「町の薬屋さん」だ。今は大型スーパータイプか、コンビニタイプの薬局チェーン店が幅を利かせているので、こういう昔の雰囲気をもつ薬屋さんはホントに少なくなってきたように感じる。いつまでも続けてほしい。

 また来たい、と思うが、次くるのはおそらく一月先だろう。今回28日分処方されたもので。

コメント
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