104歳とは、まさに大往生でした。
まど・みちおさんの詩やそれに曲を付けた歌は、小さいころから気づかないうちに触れてたと思う。
「ぞうさん」とか「やぎさんゆうびん」も好きだったけど、タイトルにも出した「あわてんぼうのおつかい」ってのが一番だったなぁ。小学校の音楽で歌ったことあるんだけど、曲よりも詩の内容が面白くて。
こんなはなし
あわてんぼうがお使いに行くのだが、一丁目の角で、用事は何だったっけ、と引き返す。これが1番。
2番ではきちんと用事は聞いたが、二丁目の角でお金を持ってないことに気づいてまた引き返す。
3番ではお金も持って、三丁目の八百屋で野菜を無事買ってお金を出したが、買ったものを持たずに帰ってしまう・・・。こういう展開は「やぎさんゆうびん」にも近いように思う。おんなじことを延々続けてしまう、子供向けであれど、なんか大人になった、今の自分にもきっと、そうなんだろうね。
素敵な詩を本当にありがとう。って、でもまさか、天国のまどさん、一丁目の角で「なんで俺死んだんだっけ」って、また生き返ろうなんて思わないだろうね・・・。
「ぞうさん」作詞 まど・みちおさん死去(NHK)ニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140228/k10015600743000.html