夕方、仕事の中休み中に電話がかかってきた。
電話の主は、もう10年以上会っていない従弟だった。昨年結婚し、先日女の子のパパになったというので、出産祝いを出した、そのお礼の電話だった。
彼が小さいころは関東に住んでて、たまに家族で遊びに来ていたこともあったが、今は母親の地元でもある高知に住んでいる。
彼に関しては、その小さかった、ほんとに赤ん坊に近いころの印象が強い。歳も10歳違うので、自分もその時はまだ中学生だったが。
男の子なのに、やせっぽちで、あまり食べない。おとなしい感じだなと思っていたが、ある夜、彼が発作的に泡を吹いて苦しみだし、これには両親もうちの親もあわてふためいて、父の運転で夜間病院に連れて行ったのに同乗した。治療(?)の甲斐あってなんとか事なきを得たものだが、あとで聞いたところでは「てんかん」に近い症状だったという。
この夜の病院でのことは、自分にとって相当ショックだったようで、今もたまに夢に見る。
そんな彼も大人になり、よさこい踊ってる写真見たり、料理店で働いている話も聞いたり、昔の病弱なイメージはどこへやら、元気にやっている様子だった。最後に会ったのは、祖母が亡くなって葬儀に参列したときだった。以後、ほとんど音信がなかったにもかかわらず、ある日突然、結婚しました!というメール(だったか?)を送ってきて・・・。
もうそんな歳になったんだなと。自分のトシから逆算して考えれば、これも納得できるはなしなのだが。
今回のはなしにあまり関係ないが、サブタイトルのインスピレーションはこちらから。
あの頃小さかった人たちへ ノッポさんからメッセージ(朝日新聞デジタル)
電話の主は、もう10年以上会っていない従弟だった。昨年結婚し、先日女の子のパパになったというので、出産祝いを出した、そのお礼の電話だった。
彼が小さいころは関東に住んでて、たまに家族で遊びに来ていたこともあったが、今は母親の地元でもある高知に住んでいる。
彼に関しては、その小さかった、ほんとに赤ん坊に近いころの印象が強い。歳も10歳違うので、自分もその時はまだ中学生だったが。
男の子なのに、やせっぽちで、あまり食べない。おとなしい感じだなと思っていたが、ある夜、彼が発作的に泡を吹いて苦しみだし、これには両親もうちの親もあわてふためいて、父の運転で夜間病院に連れて行ったのに同乗した。治療(?)の甲斐あってなんとか事なきを得たものだが、あとで聞いたところでは「てんかん」に近い症状だったという。
この夜の病院でのことは、自分にとって相当ショックだったようで、今もたまに夢に見る。
そんな彼も大人になり、よさこい踊ってる写真見たり、料理店で働いている話も聞いたり、昔の病弱なイメージはどこへやら、元気にやっている様子だった。最後に会ったのは、祖母が亡くなって葬儀に参列したときだった。以後、ほとんど音信がなかったにもかかわらず、ある日突然、結婚しました!というメール(だったか?)を送ってきて・・・。
もうそんな歳になったんだなと。自分のトシから逆算して考えれば、これも納得できるはなしなのだが。
今回のはなしにあまり関係ないが、サブタイトルのインスピレーションはこちらから。
あの頃小さかった人たちへ ノッポさんからメッセージ(朝日新聞デジタル)