「あけぼの」をもう一度見ておきたい。ぼうっとそんなことを考えてた。そこから始まった。
そのために、夜も明けない早朝5時前に家を出て、電車を乗り継ぎ、目的の上野駅に降り立ったとき、時刻は6時50分にさしかかっていた。
「あけぼの」の到着までほとんど時間がない。機関車が止まる側にはすでに先客が大勢いたので、ホームの反対の端まで急ぐ。
その数分後、予定時刻よりやや早く、「あけぼの」が到着。
今回は可能な限り撮れるだけ撮ってやろう・・・!と思い、まずは最後尾の電源車から、8号車、7号車・・・と、1両ずつ撮っていく。
8号車 オハネフ25 この車両だけ白帯 B寝台 ゴロンとシート
7号車 スロネ25 A寝台
6号車 オハネ24 B寝台個室(ソロ)
5号車 オハネ24 B寝台個室(ソロ)
4号車 オハネフ25 B寝台
少し見えにくいけど3号車 オハネ25 B寝台。5月の旅行の時はこの3号車に乗車してました。
さらに見えにくいですが2号車 オハネ25 B寝台
1号車 オハネフ25 B寝台 ゴロンとレディース
そしてこの日の機関車は「EF64-1053」。上越の山岳区間用らしい、重厚な装備。
こちらもめっきり数を少なくしている、ステンレス車211系。あけぼのの機関車EF64とのツーショットは、国鉄時代の名残をより強くする。
で、「あけぼの」を見送り、目的を達成した後、この列車で隣の尾久まで乗車。
ここから歩いていける、都電荒川線のところへ。時刻は7時40分。
人が少ないせいか、町は静かな印象だった。このへんは「北区昭和町」という。いい地名だと思う。
でも、ほどなくして荒川区に入り、着いたのは都電の荒川車庫。
車庫に停まって(保存されて)いる車両を撮影しつつ、電車の到着を待つ。
やってきたのは、これまた黄色ボディに臙脂色のいわゆる「あかおび」。
撮影して飛び乗った・・・と思ったが、電車がすでに満員だったことと、すぐ後ろに後続車が来ていたせいか、目の前で締め出されてしまった。しかたなく、後続車に乗り込み、王子駅前で下車。
すると先を走っていた先ほどの「あかおび」が信号待ちをしていた。信号が変わり、飛鳥山へのカーブを曲がる瞬間を1枚。
これで都電も無事撮れた。でも時刻は8時をまわったばかり。まだまだできそうだ・・・まずは王子のマ○ドナルドでコーヒーブレイク。
さて、これからどこへ行こう・・・というところで次回へ!
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