KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

やっぱり、お世辞はわからない

2016-06-09 22:54:19 | 日記・エッセイ・コラム
 数日前から今朝まで、大阪の伯母が自宅に泊まりに来ていた。両親と親戚の家を巡ったり、祖父母の墓参りをしたそうだ。

で、けさ、出勤で家を出る前に、お別れの挨拶を伯母としたのだが、「今度は私の家(大阪)にも遊びにいらして。伯父も待っているよ」と声をかけられ、「えっ!?」と一瞬答えに躊躇してしまった。

 こういう時は社交辞令としてでも「ええ、ぜひ寄らせていただきます」と言えればそれで済むものの、何を思ったか、じゃあいつ行こうか、何か大阪に用事を作らねば、いや、京○博物館に寄ったついでに行こうか・・、と一瞬のうちに頭の中で思考がぐるぐる回りだし、でも今の状況ではとてもそれは出来そうにないので、

「いや、今は仕事がちょっと忙しくてすぐには・・・」などと、マジな受け答えをしてしまい、周囲にまで気まずい思いをさせてしまった。

・・・こんな感じで、お世辞、社交辞令の類がぼくはどうにも苦手で、言われたことを額面通り受け取ってしまうことがある。

セールスの言葉にまんまと騙される人間の典型的パターンかもしれない。

まだ社会人になって間もない頃のこと。ある日、いわゆる投資の勧誘電話を取ってしまったとき、うっかりその話に興味ありますと答えてしまった。そのとたん、毎日のように電話がかかってきて、「いつ会えますか、いつお会いしましょうか」

そして後日、本当に会社の前までやってきてしまったのだ。さすがに異常に気づいた先輩社員が出てきて門の前で追い返してくれたものの、このときはじめて、真に受けた自分をひどく恥ずかしく思ったことを思い出す。

その一方で、いまだに余計なひと言も多いので、やはり周囲から白い目で見られる。TPOをわきまえず、不謹慎な態度を取ったり、叱られているのににやにやしたり。

いわゆる「空気読めない人間」になりつつあるようで、時々自分が嫌になる。
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