元日からきょうまで実家に帰省してました。
ぼくは、実家にはしょっちゅう帰っているので、今さら、という感じだったけれど、今年は東京の大学に通う従妹が自分の実家へ帰らず、ぼくの実家に遊びに来ていて、めずらしくにぎやかになった。とはいえ、親戚とはここ数年、疎遠になっている・・・。
で、2日の昨日、何処かに行こうという話になり、両親と従妹の4人でなぜか江ノ島へ。海水浴では昔よく遊びに行ったけど、初詣で、しかも江ノ島そのものに行ったこともなかった。江ノ島神社からはじまり、灯台に上り、「男はつらいよ」などのロケにも使われたという料理店で海鮮定食をいただき、気がつけば島をほとんど1周していた。歩き疲れて、帰りの電車では、4人揃って電車で船を漕いでいた・・・。
そして今日は、前日夜に長野から帰省した実弟も加わり、昼から5人で祖父の墓参。祖父が亡くなってもう20年。あれはぼくがまだ小学5年生のとき、従妹に至っては2~3歳くくらいか?夏休みが終わる直前の、とにかく暑い日だった。ぼくの知らない親戚、従妹にはとこ、知り合いが祖父の通夜、葬儀に駆けつけてくれたこと、人が死ぬなんて、どういう状況かがまだよくわかっていなくて、花で飾られた祖父の出棺の直前、何気なく祖父の体をさわったこと、伯父と箸で焼いた骨を拾い上げたこと・・・。
そんなことを思い出していた。ひじょうに遠い記憶の彼方へ行ってしまった出来事だ。
正月のこのめでたい時期に、こんな話題はどうか、とはじめは思ったのだが、忘れてしまう前に書き残した方がいいと思い、こうして記した。ここ何年か、墓参をしてこなかったので、よけいそのころのことを思い出してしまったので。
そして、ぼくも家族も従妹も、またそれぞれの場所(学校・職場・ほか)へ散っていく。あさってから、また仕事がはじまる。