Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロントウインドウのやり直しとタイヤホイールの取り付け

2018-10-28 22:17:14 | 40th Anniversary mini Pickup truck
本日の山陰は天気が良かったのですが少し風が冷たい1日でしたね
中にいるとまだいいのですが、屋外では少し寒い感じでした。

今日は外の仕事を休みまして中で製作・・・と言うか雑用をしていました。
その一つがこれです!
フェラーリのキャップですが・・・
昨日大阪からお客様のWさんがいらっしゃいましてお土産として頂きました。
なんでも2017年のFー1鈴鹿グランプリでフェラーリドライバーのセバスチャン・ベッテルの被っていたキャップそのものらしいです。
そんな貴重なものを私が頂いて良いのか?って話なんですが・・・有り難いですね。

と言うことでちょっと調べてみました
2017年の鈴鹿GPでは前日にサイン会があったらしいですがその時の動画を見ますと違ったキャップをかぶっていますね〜
それが下の写真です・・・このキャップは明らかに違います。
ドイツ国旗の様なラインが入っておりません。

そしてこちらが決勝当日の写真ですが私が頂いたものと同じものをかぶっていますね〜
もしかしてこれがまさしくそのものかもしれないですね〜まあお客様が直接もらわれたと伺っていますのでまず間違い無いと思いますが・・・どうなんでしょう。
キャップの庇の部分に少し汚れがありますがこれもまた当日ついたものかもしれないので大事な記念でしょう・・・お宝鑑定団曰く洗濯したり被ってはいけないらしいのでこのまま保管しましょう(笑)


さて1発で決まったと思っていたフロントウインドウのスクリーンですが・・・
今日、仮止めのマスキングテープを剥がして見ましたらほんの僅か接着剤がはみ出ていましたのでウインドスクリーンを全て剥ぎ取ってやり直しをすることにいたしました。
下の画像は予備のスクリーンです、やっぱり予備を作っておいて良かったですね〜まあ転ばぬ先の杖と言うのはこれを指して言うのでしょう!

昨日と同じ作業をご紹介しても面白くありませんのでそれは飛ばして次の作業を進めましょう
フロントのホイールアーチの内側になる部分を塗装しました
ホイールアーチの内側は綺麗にレストアしている車両ですとボディカラーで綺麗に塗られているものも多いのでどうしようか迷いましたが模型の中ではこの部分をボディカラーにしますと手抜きをした様に見えてしまうこともありますからここは一応塗っておきました。

まず後ろ側のタイヤホイールを接着します
ボディを水平にしてリアシャフトを接着するために前側は角材を使ってボディを水平に保ちます
リアシャフトはたとえ左右に少しガタつきがあってもこれで水平になります。

続いてフロントシャフトを接着しますがこの時には角材を取り除いてリアホイールを中心に接着しますと4点着地した上にボディは水平を保つことができます。
ただし仮組の段階で前後の高さのバランスはきっちりと仮組をしておくことが必要になりますから何れにしても手抜きはできませんよ(笑)
最後は曲がりようの無いスチールブロックの上で4点着地を決めましょう!

続いて今になってこんな部分を大きく削りました
理由はスペアタイヤを取り付けるためですね。
今の車にはスペアタイヤは積んで無いのですがこの時代の車には全てスペアタイヤが積まれています
特にピックアップに関して言いますとこのスペアタイヤのおかげで特徴あるセンターマフラーが付けられないのです。
カントリーマンとかバン・トラックはセンターマフラーが付かないって知っていましたか?
理由はリアの床下にスペアタイヤがつけられているのです、それを避ける様につけようと思いますとリアの左サイドから後ろに出さざるを得ないのです。それは実車がそうですから模型でもセンター出しにするのはちょっと現実的では無いのです
その為にもこの位置にスペアタイヤをそちゃくする必要があるのです。
本当はもう少し上側にあるはずなのですが・・・この車体はサンプルなので本番の時はもう少し考えましょう。
とりあえず削っています・・・。

こんな感じにスペアタイヤが付きます・・・
完成後にはあまり見えないかもしれませんが、気は心ですね。

明日はスペアタイヤを固定する方法を考えます、資料写真がどこにも無いので昔持っていたミニの記憶からこんな感じ・・・と言うことでご勘弁をいただきたいですね。