さてGWの営業は本日までとなります、明日から私もGW!!
だと思うでしょ?
いや〜草刈りや芝刈り薪割りが待っています・・・(滝汗!)
本日の山陰は大変天気が良くその分朝は少し冷えましたね。
昼間は天気が良かったので気温もほどほどに上がったようですね、
で本業を始めましょう。
お客様がホイールの塗り替えをご希望になっておりますので・・・あのシャフトが切れてバラバラになった物を何とか分解しなければなりませんが・・・
ブレーキは赤のままで・・・と言う事なのでブレーキ部分はなるべくそのまま使いたい所ですね。
ですがシャフトはどうやら瞬間接着剤でホイールに差し込まれて接着されていまして外れません。
普通はシャフトにハンダゴテを当てて加熱して瞬間接着剤を緩めて外すのですが・・・シャフト自体がホワイトメタル製なのでそれも出来ず・・・アセトンに浸ける方法も有りますがそれではブレーキがダメになってしまいます・・・。
しかもブレーキディスクも何やらよくわからない接着剤がドバ〜ッと盛られていましてね外れません。
こんな場合はキットのインストを見まして構造を理解してから作戦を立てましょう・・・。
こんな場合にもキットが有ると助かりますよね〜。
インストに依りますとホイールのインナー側にエッチングのディスクを差し込んでからホワイトメタル製のブレーキキャリパーの付いた円盤を接着する様になっていますので・・・
シャフトはカットしてしまってホイールを旋盤に取付けてセンターボスの周囲の部分だけを削る事に致しました。
こんな感じで中央のボスの周囲を旋盤で削っています
一番奥側がエッチングなのですが大体ホワイトメタル製のキャリパーの付いた円盤を削った辺りで外れますね。
一つ間違えますとキャリパーもろともホイールが変形してしまう危険な技です(笑)
削る前のホイールはこんな感じになっています
多分キャリパーの円盤が厚みが有りますのでこの部分でガッチリと接着されているのでしょう。
余り無理な力を掛けますとホイールのスポークが繊細なので・・・変形したら即終了ですね。
4本ともホイールが分解出来ました。
右の1本はセンターのフェラーリマークがずれていますし、ホイールの塗装が厚くぼってりとした印象だったので一度塗装を剥離します。
床板はホワイトメタル製ですがこれにもグルーが沢山付いていましたので掃除をします。
ここで重要な事に気が付きました。
四隅に有る穴はこの床板とボディを留める穴、中央の前後に有る穴は展示ベースに取付ける穴なのですが・・・
全部のビス穴が長穴になっているのにお気づきでしょうか?
これはボディが収縮しても床板にストレスが掛かって曲がらない様にと言う工夫ですね。
特にボディと床板を留める4ヶ所のビス穴は皿ビスを使っていますので面取りがして有りますが・・・その面取りまで含めて長穴になっていますね。
ダッシュボードやドアの内装まで外してしまいました。
理由は・・・この後ウレタンクリアーを塗るのですが、マスキングしてもダッシュボードを汚してしまう恐れが有るのです。
なので外しておく方が良いと言う判断ですね。
これでほぼ全バラ状態です・・・ここまでになるとは見積もりしていませんでした(笑)
クリアーを塗らない部分をマスキングしてゆきます
クリアーを塗るのはラインを貼った部分ですね。
ウレタンクリアーを塗っておきますと例え窓が浮いてもデカールが剥げてしまう事は有りませんからウインドウを再接着するだけで補修を完了する事が出来ます。
リアのピラーの部分はボカしてウレタンクリアーを塗りたいので、丸めたマスキングテープを貼っておきます。
最終的には軽くペーパーを当てて磨いて仕上げる事になります。
このボカシ具合もなかなか難しい所です。
フロントの部分はボンネットの筋彫りの部分で塗り分けましょう。
どこで塗り分けるのかも考えて作業をしなければなりません。
ウレタンクリアーを塗りました
何回かに分けて塗りますが、出来ればデカールの厚みが見えなくなる位にしたいですね。
ホイールはシンナー風呂に入って頂き塗装を剥がしました
そしてサフを塗ってからガンメタリックを塗っています。
このガンメタは基本的にインテークのメッシュと同じ色なのですが・・・なかなか難しい色ですね。
ホイールの場合はそのバックにブレーキディスクやキャリパーが付いていますので濃い感じに見えてしまいますが、インテークのメッシュは奥行きも有りますし暗いのでガンメタが明るく見えてしまいます。
最終的には同じ色では無く微調整しないといけないかもしれませんね。
ホイールにはウレタンクリアーを塗りました。
実車の写真を見ますとどうも艶消しではないみたいなので・・・
ポッテリする事が無い様にシャープな仕上がりを目指してみましたが・・・どうかな??
タイヤホイールを分解していた時にわかっていた事がもう一つあります・・・
タイヤです・・・パンクしています(笑)
リアタイヤの片方なのですが展示ベースに当たる部分にしてありました。
まあ見せたく無い部分を地面の接地面にする事は有る事なのかもしれませんが・・・これはちょっと酷いな〜
凹んでいますし内側は少し欠けていました。
部品としては不良品で廃棄されるべき部品だったはずです。
中国のBBRの工場にはこんな部品を使わなくてもいっぱいタイヤが有ったと思うのにね・・・残念ですね。
このタイヤじゃあお客さんが気の毒なので私のキットから新品のタイヤを出して交換しておいてあげましょう。
部品が欠品になってしまってキットとして役に立たなくなりますが・・・私が作る時はどうするかって?
ご心配無くタイヤは自分でもっと良いのを作りますから大丈夫なんですよ。
ホイールのセンターにフェラーリのマークを取付けました・・・
BBRの純正デカールを持っていましたので使いましたが少し印刷にズレが有りますね・・・
でもまあ小さい物だからこの部分は勘弁してあげましょう〜!!(笑)
余り重箱の隅を突く様な事は言いたく無いのでね〜(笑)
さて今夜ゆっくりウレタンクリアーが硬化してくれると明日は研磨をして組立てに入れますかね〜
見積もりでは2日で完了予定だったのですがもう一日かかりそうな・・・その分は赤字です(汗!)
プロとしてはいつも原価意識を持って仕事をしなければなりませんからね〜アマチュアの方が羨ましい部分です(笑)
だと思うでしょ?
いや〜草刈りや芝刈り薪割りが待っています・・・(滝汗!)
本日の山陰は大変天気が良くその分朝は少し冷えましたね。
昼間は天気が良かったので気温もほどほどに上がったようですね、
で本業を始めましょう。
お客様がホイールの塗り替えをご希望になっておりますので・・・あのシャフトが切れてバラバラになった物を何とか分解しなければなりませんが・・・
ブレーキは赤のままで・・・と言う事なのでブレーキ部分はなるべくそのまま使いたい所ですね。
ですがシャフトはどうやら瞬間接着剤でホイールに差し込まれて接着されていまして外れません。
普通はシャフトにハンダゴテを当てて加熱して瞬間接着剤を緩めて外すのですが・・・シャフト自体がホワイトメタル製なのでそれも出来ず・・・アセトンに浸ける方法も有りますがそれではブレーキがダメになってしまいます・・・。
しかもブレーキディスクも何やらよくわからない接着剤がドバ〜ッと盛られていましてね外れません。
こんな場合はキットのインストを見まして構造を理解してから作戦を立てましょう・・・。
こんな場合にもキットが有ると助かりますよね〜。
インストに依りますとホイールのインナー側にエッチングのディスクを差し込んでからホワイトメタル製のブレーキキャリパーの付いた円盤を接着する様になっていますので・・・
シャフトはカットしてしまってホイールを旋盤に取付けてセンターボスの周囲の部分だけを削る事に致しました。
こんな感じで中央のボスの周囲を旋盤で削っています
一番奥側がエッチングなのですが大体ホワイトメタル製のキャリパーの付いた円盤を削った辺りで外れますね。
一つ間違えますとキャリパーもろともホイールが変形してしまう危険な技です(笑)
削る前のホイールはこんな感じになっています
多分キャリパーの円盤が厚みが有りますのでこの部分でガッチリと接着されているのでしょう。
余り無理な力を掛けますとホイールのスポークが繊細なので・・・変形したら即終了ですね。
4本ともホイールが分解出来ました。
右の1本はセンターのフェラーリマークがずれていますし、ホイールの塗装が厚くぼってりとした印象だったので一度塗装を剥離します。
床板はホワイトメタル製ですがこれにもグルーが沢山付いていましたので掃除をします。
ここで重要な事に気が付きました。
四隅に有る穴はこの床板とボディを留める穴、中央の前後に有る穴は展示ベースに取付ける穴なのですが・・・
全部のビス穴が長穴になっているのにお気づきでしょうか?
これはボディが収縮しても床板にストレスが掛かって曲がらない様にと言う工夫ですね。
特にボディと床板を留める4ヶ所のビス穴は皿ビスを使っていますので面取りがして有りますが・・・その面取りまで含めて長穴になっていますね。
ダッシュボードやドアの内装まで外してしまいました。
理由は・・・この後ウレタンクリアーを塗るのですが、マスキングしてもダッシュボードを汚してしまう恐れが有るのです。
なので外しておく方が良いと言う判断ですね。
これでほぼ全バラ状態です・・・ここまでになるとは見積もりしていませんでした(笑)
クリアーを塗らない部分をマスキングしてゆきます
クリアーを塗るのはラインを貼った部分ですね。
ウレタンクリアーを塗っておきますと例え窓が浮いてもデカールが剥げてしまう事は有りませんからウインドウを再接着するだけで補修を完了する事が出来ます。
リアのピラーの部分はボカしてウレタンクリアーを塗りたいので、丸めたマスキングテープを貼っておきます。
最終的には軽くペーパーを当てて磨いて仕上げる事になります。
このボカシ具合もなかなか難しい所です。
フロントの部分はボンネットの筋彫りの部分で塗り分けましょう。
どこで塗り分けるのかも考えて作業をしなければなりません。
ウレタンクリアーを塗りました
何回かに分けて塗りますが、出来ればデカールの厚みが見えなくなる位にしたいですね。
ホイールはシンナー風呂に入って頂き塗装を剥がしました
そしてサフを塗ってからガンメタリックを塗っています。
このガンメタは基本的にインテークのメッシュと同じ色なのですが・・・なかなか難しい色ですね。
ホイールの場合はそのバックにブレーキディスクやキャリパーが付いていますので濃い感じに見えてしまいますが、インテークのメッシュは奥行きも有りますし暗いのでガンメタが明るく見えてしまいます。
最終的には同じ色では無く微調整しないといけないかもしれませんね。
ホイールにはウレタンクリアーを塗りました。
実車の写真を見ますとどうも艶消しではないみたいなので・・・
ポッテリする事が無い様にシャープな仕上がりを目指してみましたが・・・どうかな??
タイヤホイールを分解していた時にわかっていた事がもう一つあります・・・
タイヤです・・・パンクしています(笑)
リアタイヤの片方なのですが展示ベースに当たる部分にしてありました。
まあ見せたく無い部分を地面の接地面にする事は有る事なのかもしれませんが・・・これはちょっと酷いな〜
凹んでいますし内側は少し欠けていました。
部品としては不良品で廃棄されるべき部品だったはずです。
中国のBBRの工場にはこんな部品を使わなくてもいっぱいタイヤが有ったと思うのにね・・・残念ですね。
このタイヤじゃあお客さんが気の毒なので私のキットから新品のタイヤを出して交換しておいてあげましょう。
部品が欠品になってしまってキットとして役に立たなくなりますが・・・私が作る時はどうするかって?
ご心配無くタイヤは自分でもっと良いのを作りますから大丈夫なんですよ。
ホイールのセンターにフェラーリのマークを取付けました・・・
BBRの純正デカールを持っていましたので使いましたが少し印刷にズレが有りますね・・・
でもまあ小さい物だからこの部分は勘弁してあげましょう〜!!(笑)
余り重箱の隅を突く様な事は言いたく無いのでね〜(笑)
さて今夜ゆっくりウレタンクリアーが硬化してくれると明日は研磨をして組立てに入れますかね〜
見積もりでは2日で完了予定だったのですがもう一日かかりそうな・・・その分は赤字です(汗!)
プロとしてはいつも原価意識を持って仕事をしなければなりませんからね〜アマチュアの方が羨ましい部分です(笑)