Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンのディティールアップです

2021-05-17 20:29:40 | Wさんの1/18 AMG560SEC
今日も朝から雨が降っています。
朝の天気予報では今日は一日中100%雨らしいので外の作業は諦めもつきます(笑)
・・・それでも何とか・・・と思い倉庫の中を掃き掃除しておきました。
家内から頼まれていたCafeのショップカードですが・・・いよいよ残りが少なくなって来ましたので重い腰を上げなければなりません。
今月はバラ園の写真をセレクトし作ってみました
問題は文字のカラーなんですよね・・・
バックの色と同じ様なカラーですと文字が読み難いのですよね〜
最終的には文字のかかる部分の写真をフォトショップで少しボカして文字を見やすく加工してみました。


で本業です。
今日は昨日更新予定だった物も有るのでかなりの長文が予想されます(笑)

ウレタンクリアーが完全に硬化しましたのでクロームカラーを塗りました
まあここまでは何の問題も有りませんね。

そして次はエンジン部分のディティールアップです
使える部品と使えない部品を分けておきます
エンジン前側に付くデスビはDOHC化に依ってシリンダーヘッドが大きくなりましたので少し位置が変わりますが大きさ的には使えます。
左のカムカバーの前側に取付けてみました
そしてほとんど見えませんがエキゾーストもガンメタリックに塗り直して取付けています
白いプラ板で作った後側のステーがちょっと邪魔になるので考えなければなりませんね

ここでデカールを作らなければなりません
このメッキのエアクリーナーのケースの上には社外品なのかエアクリーナーのメーカーのラベルが貼って有るのです・・・
メッキ調塗装の後でウレタンクリアーを塗りますからその前にデカールは貼っておいた方が良いですよね。
もうプリンターの限界・・・位小さいので・・・文字が読めません
このデカール横が3.0mmしか無いのですから仕方が無いですね。
実はこのデカールを印刷するのに8回も重ねて印刷しないといけないのに・・・同級生が尋ねて来て話しかけるから5回も失敗してしまいました。
その後3回失敗(印刷順を間違えた)極めつけは光回線や電力関係の営業の電話までかかって来て・・・アホか!邪魔するな!!と言いたいですよ。

そしてもう一つ
エアクリーナーケースの前の部の部分に何故かシートベルトの注意書きが有ります。
勝手に触るなという事なのでしょうけど・・・シートベルトの巻き取り器部分かなにかに貼っておいた方が良いと思うけど。

これも印刷しますとただの点線になってしまいます。
まあ実物もこんな感じにしか見えませんから仕方ないかな??

デカールを貼りました
両方共良く見えないのですが・・・
何か貼られている事はわかるのでOKとしましょう。

デカールの水分が乾いたら次はウレタンクリアーです
デカールを貼った時にはクレオスのシンナーかラッカークリアーを薄く掛けてデカールの密着を上げるのですが、メッキ調の塗料に影響が有ると良く無いので今回はいきなりウレタンクリアーです。

続いてカムカバーの固定用のボルトを接着します
カムカバーには片側に6ヶ所程固定用のボルトが付く様に凹みが付けてあります
0.5mmのピンバイスを使って慎重に穴を開けてゆきます。
と言うのも3Dプリントで作った部品は脆くて欠けやすいのです。
力を入れずに新品の刃を使って開けるのが良いかと思います。
ボルトはいつものアドラーズネストの物を使っています、取付けた時に他のシルバーの部分とは少し質感が違うな〜と感じれれば大丈夫でしょう。
このタイミングでこのボルトを植えたのは次はプラグコードを取付けたいのですがそのプラグコードの下側に1ヶ所留めボルトが有るのです、だから先にボルトを付けたかった訳です。

という事で次はプラグコードですが・・・
1.2mmハンダ線を出して来ていますまさかこのハンダ線でプラグコードを作る訳では有りません
このプラグコードですが片側4気筒で4本付けられていますがそのコード4本を束ねる様に黒いビニールチューブの様な物で保護してあるのです。
但し真っすぐなら良いのですが曲がっています・・・どうやって作ろうか・・・!?素材は・・・!?
と考えまして収縮チュ−ブを使う事にしました。
収縮チュ−ブは皆さんご存知ですよね!?
配線の継ぎ目に被せて暖めますと縮んでその形状に馴染みます
その特製を利用して曲げたハンダ線に馴染ませれば曲がったビニールチューブが出来るはずです。
先を曲げたハンダ線を使います

ライターで軽くあぶってやりますとこんな感じの物が出来ます
あぶり過ぎますとハンダが溶けて火傷の危険が有ります、ご注意を!!

ハンダ線は柔らかいのでこの曲がった状態でもチューブから引き抜く事が出来るのです。
で必要な長さにカットしまして、プラグコードを4本通しまして配線します。

反対側も同様に・・・
デスビ側には長穴が開けられていますのでその穴に突っ込んでおけば大丈夫でしょう。
プラグコードは長過ぎない様にこんな感じでカットしておきます

差し込みますと・・・
実車をご存知のメカニックさんならこんな感じだったな〜と思って頂けるかもしれません。
プラグコードはエンジン付きの模型の一つの見せ場なんですが(私はそう考えています)車によってその収まり方が違うんですよね。
ここが楽しい所なのかもしれません。

元々付いていたプラグコードは・・・
このエンジンの上側に写っているノシイカの様な物でして最初は何の部品かよくわかりませんでした。

次は右カムカバーの前側の部品なのですが・・・
実はこの部品何の部品かわかりません
元になった500SECのエンジンにも付いていましたので切って保管してありました。
同じ様な位置に付いていましたので取り付け用のピンを植えて再塗装しておきます。
丸い部分は亜鉛メッキしてあるみたいなので少しゴールドを混ぜたシャンパンシルバーにしておきます。

そして次はゴムのホースを作ります
ハンダ線そのままでも良いのですが耐圧ホースなのか中に繊維が入っているみたいだったのでステンレスメッシュの上でゴム板で押さえつけてコロコロと転がしました
メッシュの痕が付きますので何となくそれらしく見えるかな〜。
そして塗装に回しますのでこのホースは当分お預けです。

エンジンの前側には色々な部品が付いていまして・・・
エンジンオイルの量を確認する為のオイルレベルゲージが有るのです
こいつがまた黄色なので一目を引くのですよね。
元のミニカーには付いてなかったので作るしか無いですね。

ゲージの部分は0.4mmの真鍮線を曲げてハンダ付けします

パイプの部分はアルミパイプを組み合わせて作りました・・・
一番先の太い部分で1.2mm有ります「。

何故か・・・くの字に曲がったステーも真鍮板から作りまして・・・

オイルレベルゲージはエンジンブロックに斜めに突き刺さるタイプやこの様にオイルパンに突き刺さっているタイプなど色々有りますが・・・
上からではほとんど見えませんのでこちらのタイプにしておきました。
(写真がピンボケだったので上側の補機類が取付けられてから撮り直しています)


とここまで進んでいます、もう少しスピードアップしたい所では有りますが・・・
畑作業も修理も押して来てまして(笑)
体が2個欲しいな〜なかなか忙しいです。