Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボンネット裏の断熱材の製作

2021-05-20 21:46:44 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は朝から雨が降ったり止んだ理の繰り返しでしたね〜
それでも午前中はまだ雨が少なめでパラパラする程度だったのですが午後からは九州付近で降った雨雲がこちらに移動してきたのか・・・結構降っていましたね。
この調子で降ればアトリエの前の道路は水没しているのでは無いかと思いますね。
まあいいですけどね・・・ガレージの中まで水没しなければね。
今日は通常営業日なのでお昼は厨房係がありますのでその前に赤玉ねぎを収穫しておきました。
今日の収穫までに家内は勝手に抜いて使っていましたから全部今日収穫したわけではありませんけどね。
それでも結構な量になっています。
湿度が高かったので抜いてからすぐに縛って干しておきました。
次は6月初旬から中旬にかけて奥手の玉ねぎの収穫がありますのでノロノロしていられないのです。

玉ねぎを抜いた後で植えるための苗を作っています
最初は落花生ですね・・・通称はピーナッツとも言います芽が出る時にはこんな感じでピーナッツが表面に出てきます(笑)
面白いですよね〜。

続いてオクラですね
オクラは私も好きですし家内も好きなんですよね。
いっぱい出来るようにたくさんの苗を作っています上手くいけば200本ほどの苗ができるはず・・・取らぬ狸の何とやら・・・とも言います(笑)


厨房係を挟んで午後からは本業を進めます
ミニカーのオリジナルではヘッドライト裏のカバーはブラックだったのですが
お客さまの写真を確認しますとグレーなんですね
ここはやはり塗っておかないとね・・・簡単なことなんですから塗ることぐらいはなんともありません

お客様からいただいている画像でエンジンルームを写した1枚なんですが・・・
ここから何を読み取るのか・・・
実はボンネットの裏側なんですよね
断熱材が貼られているのですよ
ミニカーでは殆ど何も表現されていなかったのですが・・・
AMGならではの断熱材なのかもしれませんがその辺りはあまりはっきりとは分かりません。

結果としてはこんな感じで作りました
素材はプラ板なのです
どうやって作ったのかは次を読んでください(笑)

製作方法はバキュームでプラ板を加工すれば良い感じのものが出来そうだな〜と思っていましたが
実際には何をバキュームすればこんな感じのものが作れるのか?でしたよ。
普通の金属メッシュでは編んでありますから凸凹がけっこうあるのです、しかも持っているメッシュで照度いいものが無かったのです
で・・・ガレージに行って探してみましたら
こんな研磨メッシュを見つけました
繊維は90度に交差していましてなかなか良さそうなんです

で・・・これで0.3mmのプラ板をバキュームしてみました
意外と細かな凹凸が再現されていますね。
まあ自己満足かもしれませんが・・・

表面を拡大してみますと
・・・こんな感じです
意外ときれいにバキュームできていると思うのは私だけでしょうか??

お客さまの車は一部分は凹凸のない部分がありまして
その部分を再現するためにその部分だけは普通のプラ板を使いました
接着してから塗装をしたいので先の仮固定しておいて接着です。

写真をもとに塗装をしてみました
ライトカーキが基準色ですが部分的に色を変えています
でもまだまだ平面的だったのでエンジンルームでもあることから少しフラットブラックでウェザリングを施しておきました
かえって凹凸が強調されて感じが良くなった気がしますね

ボンネットの裏にあてがって・・・
確認します
感じは良いのですが、この後クリアランスがなくて一部分カットしたりして苦労することになります

接着してみました
中央はエポキシ系の接着剤端の方はゴム系接着剤というハイブリッド接着!?ですね。


断熱材はうまく作れたのですが・・・この後エンジンと干渉しまくって切ったり削ったりと大変なことになります
まあうまくいかないこともありますし苦労が報われない事もあります
でもね努力することが大事なんです。