Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディ仮組・・・部品変形!?

2016-10-18 20:58:18 | 1/12 Fairlady 432R
本日はお休みなんで朝から雑用を済ませましてね・・・
ちょっと遅くなって出勤しました、今日こそは薪割りを終えなければ・・・と思いながら薪を割ってゆきました。
午後2時頃にはこんな具合・・・。

3時の休憩後にまた割り続けまして・・・あと少しとなりましたが今日だけの作業では完了しませんでしたよ。
玉切りした材料が後8個だけ残ってしまいました。
明日は完了かな!?

全く模型を触らないのは私らしくないので・・・(笑)
休日で無いと触れないフェアレディを触ってみます。
エンジン関連は下請けに出しましたので私の出来るのはボディ関係になりますが、ボディを触ってみてびっくり仰天です。
何とテールゲートなどのボディパーツがほぼ使えないのです。
テールゲートをボディに載せてみますとこんな感じで曲がっているんです。
何個かキットを持っていますが、程度の違いは有りますがほぼ全てのキットでこの症状が有りました。
私が持っているのは一番最新の再販でワタナベホイールが付く前の240ZGのキットとサファリのキットですがその両方でこの症状ですね。皆さんもこのキットをお持ちなら一度確かめてみられる事をお勧めいたします。

そして、心配になって他の部分も合わせてみました。
ドアもこの通り・・・サッシの部分がグニャグニャです。

テールゲートもドアも・・・
と言う事になりますとボンネットが心配になりますよね〜。
と言う事でボンネットも確かめてみました。
ここで注釈を入れておきます使ったボディは4000円時代の240ZGの物ライトケースの部分は432Rにする為にはサファリ用の物を使います。
そしてボンネットはZGでもサファリでも良いのですが今回はサファリ用です。一見良い様に見えますが・・・。

ボンネットの先を見ますと厚み一枚分上側に曲がっています。

ボディパネルがほぼ使い物にならない事がわかったのでタミヤ模型さんから新しい再販のパーツを取り寄せてみました。
プラモデルのキットにはこの袋入りの状態で箱に入れて有るのですが、この状態に問題が有りそうですね。
ドアのサッシにはランナーからも補強が無いので狭い箱の中で上下の部品に潰されたまま何年も経過すると変形してしまうのです。

リアゲートの方は何故かこの様にランナーから持ち上げられていまして・・・しかもこの持上がった部分のランナーは半分の厚みしかないのです。
つまり普通のランナーは断面が丸断面なんですがこのテールゲートの部分だけ半円形なんですね。
強度も弱い上に何故かしら持ち上げられていますので上下の部品による圧力も強いのです。
この部分はランナーに沿って配置しなかったのかな〜?
まあドアのサッシにしてもテールゲートの細い分にしても強度が無いので事後変形をしやすいのですが・・・なるべくそんな事が無い様に配置して欲しかったですね。

コチラは赤いボディなのでサファリのボディなのですが・・・オーパーフェンダーを付けた時にホイールが面になる様にサイズを測った時・・・と言う事はオーバーフェンダー仕様になった時にぴったしのワタナベホイールも作ろうという事ですね・・・(笑)

ボディを入れ替えてやはり変形が有るのかどうか調べました。
一つを調べて全て変形しているとは言えないので複数調べています。

例えば他に注意するポイントとしてはサファリのライトケースが付く部分だけが変形している物が有ります。
実際に私が持っている4つの内1つはこのライトケースが付く部分が変形していました。
今回検証したキットは私が当時から持っていた物では無く半年以内にヤフオクで入手した物でほぼ別々の方から購入した物です。
何を言いたいのかと言いますと保管方法はそれぞれ違ったものですが変形が同じ様に進んでいる可能性が高い事を示しています。

まあお湯に付けて直せば治るかもしれませんが永久的にOKという事になるかどうかはわかりません。
細い部分なので金属板を使って補正する事が難しい場所では有ると思うのです。


しかし!
今ならまだタミヤ模型のカスタマーサービスに電話を入れれば再販の240ZGの部品が入手出来るはずです。
このキットをお持ちの方はキットを引っぱり出して来て確認し変形を確認してみて下さい。
ドアとテールゲートはA部品でTaxと送料込みで691円、ボンネットはB部品でコチラもTaxと送料込みで691円になります。
後で組み立てる時に変形した部品の整形で苦労するなら今の内に新しい部品を取り寄せておいた方が良いかもしれませんね。


ウレタンクリアー 2コート

2016-10-17 21:07:57 |  Stratos JeansChicago
今日は起床した時には青空が出ていまして・・・「な〜んだ今日は予報と違って天気が良いじゃないか!」と思ったのも束の間出勤時には曇って来まして・・・夕方には雨が降って来ました。
まあ予報は雨だったので・・・昨日の薫製の片付けやイチジクの挿し木とかパッションフルーツの挿し木が出来たのでまあ良かったかな・・・!?
さすがに今日は薪割りの時間は取れなかったのだけど夜半に降った雨で薪の原木も濡れていたのでまあしなくて正解でしょう。
手を滑らせてケガでもしたら何年か前の二の舞ですからね(笑)

午後からは仕事を開始致します。
昨日、最後にカンパニョーロのデカールを貼ったホイールにクリアーを塗っておいたので今日は十分乾燥していますのでタイヤを嵌めてみました。
そうそう!
今回使ったクリアーはラッカーですよ。
ウレタンクリアーを使えば塗膜は強いのですが細かなモールドが潰れてしまうこともあります。
素材と場所によって使う塗料を使い分けるのもプロとしての仕事ですね。


さてこれからは昨日の予定通りに中研ぎをした部品にウレタンクリアーを塗ってゆきます。
ただ塗ればよいという物では有りません、ここから先はエッジに塗料を溜無い様に注意が必要なんですね。
私の場合はシンナーで薄めに溶いて0.5mmのノズル径を持つエアブラシを少しだけ絞って遠めからパラ吹きしています。
少し時間をおいてからまた遠めのパラ吹きを繰り返しますとボディの上で粘度が上がってゆきましてエッジに寄らないのです。
ルーフの上の光の反射を見ますとボケていますのでまだまだ表面がザラザラしてるんですね。

何度も繰り返して塗ってゆきますと艶が出て来ましたよ!
膜厚も十分ですし・・・良い感じになりましたよ・・・でもまだ100%では無いですけどね。

クリアーが硬化するまで少し時間がかかりますからその間に他の作業をしましょう。
ルーフのパテがアセトンに浸けたら剥がれてしまった1号車ですが、このタイミングでもう一度パテを盛っておきます。
リアカウルの部分はパテが残っていますのでここにマスキングテープを貼って一体化しない様にしておきます。
リアのカウルのパテをガイドにしたいのでその部分にパテを付けたくないのです。

最終のウレタンクリアーを塗りました。
エッジにはクリアーが寄っていませんよね・・・でもこれだけ艶が出ています。
これなら良いですね・・・この時点でクリアー完了です。

ルーフのパテを研ぎました。
パテの硬化促進に加熱しておきましたら20分程で研ぐ事が出来ます。
リアカウルのパテの高さをガイドに研いでいますよ。

展示ベースのねじ穴を開けてネジを切っておきましょう。
この状態では床のパネルは外したままで加工しまいます。

実際には床を付けないと完成しませんから当然床にも穴をあけておかないと展示ベースに取り付ける事が出来ないので穴をあけておきますが・・・ずれない様にするのはもう当たり前の事ですよね(笑)

フロント側も固定用の穴をあけておきます。
この穴はネジを切らず車体が回らない様にするピンを差し込むだけの穴なんですね。
どうの様に固定するのかは後日ご紹介する事になると思います。
取り付けは0.8mmの真鍮ピンを2本使ってアンダーカバーを取り付ける事になります。

リアのアンダーガードもこの位置に来る様に固定致します。
少しだけフレームを削ってやらないとこの位置には接着出来ないのでこの時点で削って加工しておきます。
これもまた今までの経験から記憶していましたね・・・意外と覚えている物です(笑)

ウレタンクリアー中研ぎ

2016-10-16 21:22:58 |  Stratos JeansChicago
今日の予報は午前中は曇り、午後からは雨という予報だったはずなので午前中に外仕事を済ませておきたい所ですが・・・
今日はCafeの仕事の手伝いでベーコンを作らなければなりませんでした。
昨日までに塩漬けから塩抜きの所まで終わっていましたので本日は薫製から作業開始であります。
今日は豚肉なので使う木材は「桜」としました。
まあ一般的に桜ですと肉にも魚にも合うんですよね〜
ヤマメとかですと胡桃とかヒッコリーなども良いのですね。
バーベキューマシンを使って温薫で仕上げてゆきます。


火を使う作業ですし煙が出なくなったら「桜」を足さなければなりませんから合間に面倒を見やすい仕事になります。
昨日もしていましたが脇で薪を割っておきました・・・
今日の薪割りで2/3は終わったかな??


そして本日は地元ケーブルテレビの取材を受けました・・・まだ何の番組か書く訳にはいかないのですが・・・
放送日が決まったらご紹介する事も出来るかもしれません・・・けど地元の番組なので全国誰でもと言う訳にいかないのが難点ですね。
下の画像は意図的にぼかした訳ではなくカメラ自身がまだ公表出来ない事を悟ってか・・・勝手にボケてしまいました(笑)


さて今日も製作を始めましょう。
本日は昨日塗ったウレタンクリアーの中研ぎをいたします、加温はしませんでしたが一晩で十分クリアーが硬化しておりますので1500番のペーパーを使いまして表面を削ってゆきます。
今回は塗膜がなるべく薄くなる様に塗りたかったのですが、アリタリアカラーなので部分的にはデカールが2枚重ねになったりしていますからデカールの厚みは結構厚いのでクリアーも厚く塗らざるを得ないのです。
矛盾なのですが実際の所はこうなので仕方がないですよね。

と心配していたらやっぱりやってしまいました・・・デカールの部分まで研磨してしまいました。
このキャレロの文字の部分は光っていて文字が見えないのでは無くクリアーとデカールをペーパーで削り取ってしまった所なんですよ・・・
意外と落ちついていますが・・・(笑)
予備のデカールが有るからまあ良いか、と思っていましたが予備のデカールもこのキャレロの文字を使ってしまっていました。
2枚も予備が有るのですがその両方ともこの文字が無いのです、前回も前々回も同じ部分を削ってしまっていたんですね。

仕方がないので・・・デカールを作っています。
こんな場合字体が変わると文字の印象が左右で違って来る事も有ります。
字体は正しくても左右で印象が違うのは困りますから・・・こんな方法を取っています。
実はこんな事も有ろうかと思ってデカールを使う前にデカールをスキャンしておいたんですね。
そのデカールのデータからフォトショップでキャレロの文字を切り取っておきましてコントラストと明るさを操作してデカールの紙の部分の水色をホワイトになる様に修正致しまして文字の感じを確認します。
そして2階調化して文字の部分を指定して切り取ります。
これでバックが完全に白になっている文字データが完成致します。
この後一旦データを保存してフォトショップを終了します。
保存したデータをイラストレーターで立ち上げて文字データをコピーして配置した物がこれです。

これをブラックの単色指定をしたアルプスプリンターで印刷しますとこんな感じのデカールが完成致します。
フォトショップを使う事で元のデータと同じ物が短時間でかんたんに制作出来ますよ。
ポイントは必要なデータは全て黒のデータにいたします、カラーのデータですとプリンターの設定を変えない限り網目が出てしまいますから注意して下さい。

作ったデカールを貼ってみました
左右でその違いはわからないじゃないですか??
まだクリアーを塗っていないので文字の下側にクリアーデカールが目立ちますが・・・クリアーを塗ればわからなくなりますから御心配無く。

フロントカウルなども研磨が終了しました。
後はボディ本体とリアカウルかな・・・!?

カウルの研磨が全て完了しました。
2度目のクリアーは少しずつ塗りますから時間がかかります、なので時間のない夕方の作業としては余りお勧めが出来ないのです。
普通なら夕方に塗っておくと明日は次の作業から出来るので段取り的には良いかもしれませんが、仕事の内容から検討をしないといけない事も有ります・・・この辺りの判断が大切ですね。

細かな部分の補修とウレタンクリアー1回目

2016-10-15 21:35:01 |  Stratos JeansChicago
いや〜今日も良い天気でしたね。
朝から晴れ渡っていました。
本日は出勤して今年枯れてしまったイチジクの木を4本切ってしまいました。
この木の中にはまだカミキリムシの幼虫がいたりしますので切って処分をしてしまいます。
本当はもっと早くしなければならないのですが・・・さすがの私でも時間が無い(笑)

そして春先に頂いていた丸太を玉切りした物を片付けましょう。
本当はこれも頂いてから直ぐに薪割りをしなければならなかったのですが家内の調子が悪くなってしまいそのままになっていました。
さすがに1ヶ月半も家内がいないと仕事が遅れに遅れてしまい・・・畑の仕事も全て遅れていますからね〜。
それでも無駄には出来ないので今の内に割って倉庫の中で乾燥させます、今年は使えませんが来年には使えるでしょう。
まだ1/4しか終わっていませんが・・・今度のお休みにでも続きをしましょう。

さてこの所私がデカールを貼っている物ですからデカール軟化剤についてコメント欄に質問を頂きました。
一応質問はEメールアドレスが書いて有りましたので非公開にしております、しかし他に聞きたい方もいらっしゃるかもしれませんので本日の更新の最初の部分で書いておきましょう。
ご質問は私がデカールを貼る時に使っているデカール軟化剤とPCデカールの表面に塗っている保護剤の銘柄を教えて欲しいと言うことでした。
今では色々なデカール軟化剤が有りますね。
古くはモデラーズの軟化剤を使ったのが最初だったですね。
モデラーズが無くなってからはこの下の画像の右側の物を使っていますMICRO SOLと書いて有りますね。
PCデカールの保護剤は左側のLIQUID DECAL FILMという物ですね。
色々試しますが私はこれが一番使いやすいかな〜。

まあ色々な物を試して頂いてご自分の使いやすい物を探されると言うのが良いかもしれませんね。

今日はクリアーを塗ろうと思っていたんですが・・・
細かく考えてゆきますと忘れ物が沢山出て来ました・・・
まずはリアフードのガソリンの給油口のカバーですね。
一部分がグリーンなので塗り分けておかなければならないです・・・ここはデカールが無いのですっかり忘れていました。

ルーフウイングの裏側もデカールが十分ではないしステーの部分はその形状からデカールを貼る事が出来ないのでタッチアップをしておかなければなりません。

デカールを貼り終えてから乾燥を十分しておきました
その後デカールの密着を確かめる為にラッカークリアーにシンナーを入れたものをパラ吹きします。
ここで重要なのはパラ吹きである事ですね。余り厚く塗ってしまうとなかなか乾かないので次の作業に移れないしデカールが割れたり溶けてしまったりする事が有りますからね〜十分に注意をして下さいね。

オイルフィルターは汎用を含めて色々有る様ですが・・・一応注意書きらしき物を貼っておきます。

そして・・・
デカールを作りましょう
ラリー用のホイールはカンパニョーロなのですが実車のリムにはこんな文字が入っています。
まあ新品なら・・・と言う注釈は付きます。なぜならラリーではホイールが傷が付く事が多いので塗り替えてしまうと貼りかえ無い限り文字は無くなってしまう可能性が有りますね。
このデカールは付いていないので自分で作りましょう。

一杯作ってみましたよ〜
さすがに小さくてわかり難いですね・・・
ホイールの外径が9.5mm程しか無いので文字の上下は0.3mm程になります。

拡大して見ますと文字にはなっているんですが・・・

ウ〜ン何となく・・・位しかわからないですね〜。
文字になっていませんが・・・何となくと言う感じですね。

ホイールのリムの部分に貼ってみました
有れば何となく文字に見えるでしょうか??
無ければ無いでも良いかもしれませんが・・・実物に有ればやはり付けておきたいと言うのも本音か!?(笑)

モンテカルロ仕様では全てのホイールにデカールを貼っておきました。
この文字の位置はエアバルブの付いている部分の反対側になります。

ラッカークリアーをパラ吹きした後リアカウルが乗って来る段の部分にグリーンとレッドをタッチアップしました。
ここはやはりタッチアップしておいた方が収まりがいいですね。

しばらく乾燥させてウレタンクリアーを塗っておきました。
明日はペーパーを掛けられるのかな〜!?

デカール貼り付け完了

2016-10-14 20:23:59 |  Stratos JeansChicago
今日も良い天気で青い空が広がっていましたね。
絶好の行楽日和ですが・・・先日休んでいたので今日は仕事です。
私に出来るのは何か仕事を作って車に乗ってみる事位かな・・・(それでも十分なんだけど・・・笑)
と言う事で無くなってしまったマークソフターを買いに隣町の松江市まで行ってきました・・・車は調子を取り戻した・・・と言ってもあのフェラーリがそんなに簡単に治るのか・・・と言うのも心配な部分では有りますし。
まさか一晩寝たら元の木阿弥・・・などと言う恐ろしい事になったら・・・嫌だな〜(笑)

晴れている内にテスト走行をこなしておきたいですしね。
結果を言いますとそんなオーナーの心配をよそに・・・やはりこれできちんと治っていますね〜一昨日まではじゃじゃ馬だったのですが、昨日から従順な名馬に変わりましたね。
アイドリングで静々と動き出しますしかぶる事も無い・・・一昨日の不調がまるで嘘の様です。
車の動きや排気音までも軽く吹け上がる様になりました。
まるで国産のNSXの様ですよ・・・
ただガソリンの減りはかなり早い様に思いますが・・・(笑)

そして数日前に友人Hさんから何やら新聞に出ていたよ〜と言われまして何!?
ウ〜ン指名手配された訳じゃ無さそうだし・・・何だったっけ??
と思っていました・・・少々考えたら新聞じゃなくて日本海新聞さんが作っておられる情報誌の「うさぎの耳」通称「うさみみ」の取材を1か月前に受けていました!
何となく少しホッとした・・・(笑)


そして紹介はこんな感じです
写真は少々セピア色に・・・なかなか良い写真です。
気に入りました
なかなか気に入った写真って少ないんですよね。
写真が小さいから文字までは読めないかもしれませんがまあ雰囲気と言った感じですね。
鳥取のう◯むらさん日本海新聞は鳥取県の地元紙だからね〜これだったら読めるんじゃないですか!?

さて今日もデカールを貼りましょう、昨日の時点でアリタリアのラインデカールは全て完了しましたので今日はその他の文字類のデカールを貼ってゆく事になります。
まずは簡単な補助灯のカバーからです・・・

次はドアですね・・・
デカールを貼ってゆくとどんどんかっこ良くなって来るのがわかりますね〜。

次はナンバープレート!
まずはフロント側ですがナンバープレートの本体はエッチングパーツの中に有りましてメッキまでかかっています。
しかも縁や両サイドのリベットまで再現されたものなのですが、余りにも凝っている為にこれがまた逆に使えない物になってしまうのです。
縁があって凸凹しているのでデカールが追従出来ないのです。
なのでここにデカールを貼ってクリアコートしますとかなりの確率でデカールが浮いてしまって慌てる事になるんですよね。
こう言う場合は裏側を使えば良いのです、裏側は平面なんですから(笑)

次はリアカウルのデカールを貼ってゆきました。
先ほどのナンバープレートですがこの時点で何故ナンバープレートを出して来たのかと言いますと・・・こう言う事なんですよ。
リアにドライバーの国籍を示すデカールと反対側にもデカールが有るのですが中央にナンバープレートを配置してその両側にプレートの陰にならない様に配置をしないといけないので仮組をしてデカールを貼っています。
この辺りは昔作った時に配置具合が良く無くてやり直しをした事が有ったので・・・思い出しました。

リアカウルはこれで終了です
やっぱりデカールを貼るとかっこいいです!

ついでにリアのナンバープレートも貼っておきましょう。
リアのナンバープレートもエッチング製で縁が付いていますから縁にかからない様にデカールの4辺をカットしておきます。
黒い印刷部分はプレートの凹みのサイズに収まっていてもクリアーのニスの部分が必ず有りますから良い物を作るつもりなら4辺のカットは必須です。

デカールが終わったリアカウルですが、インテークの部分やアリタリアラインに少し気になる部分が有りましたのでタッチアップをしておきました。

リアカウルにモンテカルロのラリープレートが貼ってない事に気が付かれたでしょうか・・・?
このプレートはこの時代はステッカーではなくアルミ製のプレートを取付けていたはずなので・・・実車通りにアルミ板に貼付けて作ります。
だからボディ側には敢えてデカールを貼らないのです。

次はメインのボディのデカールを貼りますよ。
ここでちょっと困った事が・・・
インストにはベルトーネのマークがルーフウイングの部分に貼る様になっているのですが・・・

実車ではその前のボディに貼られているんですね・・・

ただしこれも車ごとに違う様なのでどれが正しいかはその度に確認作業の必要になる部分ですね。
下の画像をご覧下さい・・・ベルトーネのロゴがブラックなんですね。
ゼッケンデカールは剥がされていますからレース後の整備と思われますが車自体はモンテカルロに出た車の様に見えますが・・・
ロゴは一体何色が正しいのか・・・

ここでラリー雑誌をひっくり返しまして1976年のモンテカルロラリーのモノクロ画像を見つけました
見え難いのですがベルトーネのロゴはホワイトの様ですね。

ちなみに1977年はカーナンバーの下にピレリのロゴが有ります。
上側の整備中の画像にはこのピレリのロゴが無いので1976年の物と思うのですが・・・まあスペアカーを含めて何台か有るはずだから色々な車が有ったんですね。

まだベルトーネのデカールは貼っていませんが・・・
ドアの後に小さな黄色なデカールが有るのに注意です。
インストにもきちんと表示をされていない(と言うか見えない)のですがここにはブリタックスのデカールが貼られます。
最初に作った物は途中まで忘れていたんだよね・・・(笑)

やっと結論が出ましたので白いベルトーネを貼りましたよ
場所はここです。ルーフウイングではないはず・・・。

そして次はフロントカウルです。
ライトポッドを付けているのは仮組なんですよ・・・インストは補助灯のカバーを付けた物になっていますのでここのアリタリアの文字は見えませんがここにもアリタリアを貼らなくてはなりません。
このキットを作られる方はご注意を・・・

アルミ製のラリープレートを切り出しました。
不要な部分は削って仕上げています・・・別部品にしますと手はかかりますが感じは良い・・・と思います、いや信じています(笑)

リアカウルに載せてみました・・・
厚みが有ると存在感が有りますよね〜。


明日はクリアーを塗れるかな〜!?