Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロントバンパーの加工

2021-02-19 20:40:03 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日は午前中は曇りでしたが、午後からは大変良い天気になりました。
気温もどんどん上がって10度台は有ったのではないかな〜。
朝出勤した時には10cm以上残っていた雪もあっという間に溶けてしまいました。
もう建物の陰とか山の木の下などに少し残っているだけですね・・・この調子なら夕方には雪が無くなるのでは無いでしょうか!?
雪が有って食べ物が見つけられなかったカラスが中庭を歩き回って餌を探していました。
気温が上がったら白鳥も北帰行を始めるかもしれませんね〜。


さて、早速本業に取りかかりましょう。

昨日だったかな!?
ハイマウントストップランプの掘り込みをしたトランクですが、ほんの僅かにフライスのエンドミルによって角の部分にラインの乱れが出たので僅かにパテを付けて修正しておきました。
ペーパーで削るだけでも良かったかもしれませんが・・・トランクの角の微妙なR部分だったので削るだけでなくパテも併用しました。
パテを削りましたがほとんどパテが残っていなかったという・・・遠回りをしちゃいましたかね〜?

ボディの左リアにラジオのアンテナが付いているのですが大きい上に何か不細工だったので削り取って作り直します
元有った穴はパテで埋めておきましょう・・・
もう少し小さく上品な大きさにしたいですね。

次はフロントのナンバープレートが付く台の部分です
形状はユーロナンバーのサイズになっていますので削って日本のナンバープレートに合わせます。
そしてちょっと出っ張り過ぎでして厚みの方も短縮する必要が有る様ですね。
しかも・・・下側のインテークの形状が全く違う上にこのユーロナンバーのベースがインテークにかかっている・・・実車ではこうなっていないのですよね。
何かと問題の多いフロントバンパーですね。
(この時はまだ気が付いていませんがこの車のボディの下半分はエアロパーツでかなり違っている事が発覚しました・・・滝汗でございます)

ナンバープレートの台を目の荒いヤスリで削ったらいきなり穴が空いてしまいました・・・
この部分はかなり薄いんですよね〜さすがにダイキャストです・・・。
まあ穴が空く事はおおよそわかっていましたので・・・そうびっくりはしませんでしたが。
ヤスリで簡単に穴が空く事にびっくりです(笑)
ホワイトメタルじゃないんですからね〜。

取り敢えず穴が空いている事が気になってポリパテで埋めておきます。
(まだすぐに穴が空いてしまった動揺から抜け切っていませんね・・・普通ならデブコンを使うのに・・・)

リアのナンバーもユーロタイプなので削っておきます
最初にリューターで削ってヤスリで仕上げます
この後はまたパテを盛らないとこのパネルの形状が違うのですよね〜。
左右のテールランプの間の黒いパネルは輸出の仕様によって凹みの長さが違うらしいですよ・・・。

次はフロントバンパーのインテークの形状が違うので現状のインテークをフライス盤で削ります。
このインテークの左右には補助灯が付いています出来ればインテークの部分を薄くしておいて裏から取付けたいのでインテークの部分を全部削ってしまう事にしました
予定外だったのはフライスの前後のストロークが不足していて一回で全部を削り切れなかった事かな〜
1/4程残っているのはその為です。

もう一度固定しなおして残った部分を削ってしまいました。
左右は結構ストロークが有りますのでフライス盤に取り付ける方向が良く無かったのですよね。

もう一つ問題が・・・このミニカーのインテークは貫通してなかったのでその部分に丁度ボディとの取付けピンが有ります
インテークを削ってしまいますとこの穴が使えなくなってしまいますが・・・
敢えて取付けピンなど一切の突起物を削除してしまいました。
接着面は十分面積が有りますから接着でも大丈夫ではないかと判断致しました。

今回作るモデルのインテークはこの様に両サイドが上側に上がっているタイプになります
この両端の狭くなった部分に補助灯が取付けられる事になります。
さて上手くいきますかどうか・・・楽しみですね。

そのインテークの下にリップスポイラーの様な膨らみが出ています今はプラ板を貼っただけですので本当にリップしポイラーみたいに見えますが・・・
実際はこの下が丸く整形されています
この下の整形はどうやってもパテでないと出来ませんので・・・このプラ板をガイドにしてパテを盛りましょう。

次はサイドステップですね・・・
ここも難しい造形なんですね
前から後に切れ上がる様に斜めに峰が有って、後の方には斜め下に短い峰が有るのです
元々有ったサイドスカートの下側の出っ張りが邪魔になりますので削っておきました。
本当は斜めに削りたいのですが・・・実車はこの部分は強度を保つ様な最低限のステップが有ると思いますのでこのまま整形を続けてみましょう。
ダメだったら後で削ります。

次はガイドになるプラ板を貼付けてみました・・・
これで良いのか若干心配なんですけどね
まあやってみましょう。

ダメなら後で修正は出来ますから・・・
まずはやって見る(手を動かしてみる)事が大事かと・・・

さて明日からはもっと気温が上がるみたいですね。
このまま春になるのでしょうか??

ボンネット/トランクの手直し

2021-02-18 20:32:10 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は雪の天気でしたね。
昨夜、帰宅時にはうっすらと積もっていただけだったですが今朝明るくなってから恐る恐る外を見ますと・・・自宅周辺で15cm位積雪が有りました。
普通は自宅周辺で15cmだとアトリエの周囲では20cmくらいかな〜と予想して出勤しました。
出勤途中に水田に居る白鳥を見ますと寒いのに水の中で首を翼の下に入れて寒さに耐えていますね。
水の中にいるのは外敵に襲われない様にだと思いますが・・・寒いんじゃないかと・・・。

出勤しますとまずはスズメの餌やり台までスコップで除雪です・・・
餌をやりますとスズメが集まってきます。
雪に埋もれてしまって餌が見えないので・・・少々危険を冒してでも食べに来るのでしょう。

餌をやったら中にも入らずに除雪機で除雪ですね。
少し慣れてきましたが・・・まだまだ上手に使いこなすという所まではゆきませんね〜。
仕事が荒いです(笑)
駐車場と周辺の道路の除雪完了です。
お昼前までかかってしまいました〜!!

でも、本日時間がかかったのには訳があります
除雪の途中でエンジンが止まってしまいました!
その前にエンジンがハンチングを起こすようになりまして
なんか変だな〜とは思っていたのです
そしたら少したったらエンジンストップです
再始動するためにセルを回しますがかからない・・・
チョークしますとかかるのですがチョークを解除すると止まって今うのでガソリンが薄いと判断しました
が・・・ガレージまでもって帰らないと正確な判断ができそうにない
・・・雪が降っているんですよね。

仕方がないのでCafeに戻ってティータイムです20分ほどおきまして始動しますとハンチングはあるもののなんとかエンジンが始動しましたのでガレージまで自走させました。
と言うのもキャタピラー付きなのでエンジンが止まると ギアをニュートラルにしてもすごく重くて移動が困難なんですよ。
ガスが来ていないと言うことでキャブに続いているゴムホースを外して携行缶にガソリンを出してみましたら・・・出してすぐは出るのですが徐々に出なくなる・・・
これがガソリンが少ない原因かと・・・
ガソリンタンクの空気抜きが詰まっていると判断してガソリン給油口のキャップをはずして見るとガソリンの流れが良くなります。
キャップの空気抜きの穴が詰まっていると判断してゴムパッキンを外しましたら案の定空気穴が詰まっていました。
掃除したら何の問題も無く普通に始動してハンチングも無しでした。
これにて修理完了ですね。
まあエンジンものならほぼなんとかなります・・・これも強みの一つかな(笑)
これらに関する資格は何もないですが・・・


一日中雪は降っていますけど・・・
時々こんなに良い天気にもなったりします・・・雪雲が切れた時にほんの一瞬なんですけどね。



さて本業も進めなければなりませんね〜。
今日から普通に営業なので・・・ここからはキッチリ切り替えて仕事をします。
定休日の様にグタグタグータラしていませんよ(笑)
まずはボディの筋彫りを掘り直しています。
高いミニカーと安いミニカーの違いわかりますか?
最近のミニカーは版権を取りますと有る程度自動車メーカーさんから3Dのデータを出してくれたり、技術の進歩で大きな物でもスキャン出来る3Dスキャナーが有ったりしますから形状が大きく違う事は無くなっていますね。
どこに違いが出て来るかと言いますと部品点数の数と筋彫りの処理でしょうかね〜
先日のオートアートは比較的筋彫りが深く細いのですが・・・こちらのミニカーは筋彫りが浅いのですよね。
しかも幅が広くてダルイ形状です(笑)
取り敢えず筋彫りやパネルラインの部分を掘っておきましょう。
まあ掘っただけではダメな部分も有りますが、やらないよりもやっておいた方が良いですね。

ドアの後側のパネルラインですが・・・
これも掘っておきましょう
この部分から下側は樹脂製のボディパネルになっている様ですね。

Aピラーとフェンダーの間の筋彫りも掘っておきましたがAピラーの部分にレインドリップの筋彫りが有るのですが・・・
何と途中で消えてなくなっています・・・。
これも掘っておかないとね〜

掘っておきました。
と言ってもそんなに深く掘れないですからね。
後で困らない様に・・・って感じです。
メリハリが無いとね見た目が良く無いですので。

バンパーやボンネット/トランクを乗せてみて確認しています
次はトランクの加工かな・・・

実車にはトランクの後側にハイマウントのストップランプが付いていますがこのモデルにはモールドが有りませんので掘り込んでおきたいのです。
ただしメルセデスのマークも同じ位置関係で付けられますので大きさの関係を良く把握しておかないといけませんね
メルセデスのマークはエッチングで準備してありますのでそれと大きさが同じになる様にマスキングテープを切って貼付けておきます
その上側にハイマウントストップランプが来ますので・・・
ちょっと寸法が厳しい事はよくわかりますよね。

フライスを使ってハイマウントストップランプが入る凹みを掘っておきましょう
この溝があればランプ自体は塩ビ板を切って塗れば簡単に出来ます。
もしこの凹みが掘れない場合はハイマウントストップランプが飛び出してしまいます
もし、塗装かデカールで作るなら立体的な表現にはならないのです。

次はボンネットですね。
ここにも安いミニカーが・・・・(笑)
グリルは貫通していなくてね、どうもこれが許せないので糸鋸を使ってザックリと切り抜いています
何故フライスとかリューターを使わないのか・・・
フライスは使えない事は無いのですがボンネットは複雑なRを持っていますのでフライスに固定する方法を考えないと良い仕事が出来ません。
また機械は確かに便利なのですが使用方法を誤った場合その被害は大きな物になりますからね・・・。
ではリューターではどうなのか・・・全てを削るのは時間がかかるのです。
なのでこの様に一旦糸鋸で切っておいてから穴を拡大してゆくのにリューターを使っています。
ダイキャストはアルミ合金なので刃物にまとわりつきやすくて難儀しますが・・・(笑)

次はグリルを抜いています
このグリルですが・・・中央にメルセデスのマークが有りますので一旦全体を銅で蒸着メッキしています、その上にクロームメッキを掛けてあるんですね。
そしてメッキの必要でない部分をセミグロスブラックで塗ってあるのです。
なので表からスリットを抜こうとしますとタガネで掘る事になりますが結構固いのですよね。
なので裏からプラスチックを削って薄くしておきまして最後のとどめをタガネで掘っています。
まあそれでも結構やりにくいですけどね。

勿論裏にもメッキが有ってそれを削りますと黒いプラスチックが出て来て・・・さらに削りますとうっすらと銅メッキが出て来てきます
こうなったらもう皮一枚しか無いのでここでタガネの登場ですね。

苦労して中央のマークの部分も貫通しています
ここは取り付けの為に厚みをそのまま残したいのでちょっとだけ掘り込みが厄介なんですよね。

さてボンネットと合わせて見ました
接着は中央の部分と両サイドの部分ですね
この部分だけは厚みを最初のままに残してあります。

何故こんなに回り道をしてグリルを貫通させたのかと言いますと・・・
実はこのグリルの奥にはラジエターと電動ファンが有るのです。
このミニカーですがボディに一体でこの電動ファンのモールドが有るのですよね〜
ダイキャストでそんな部分まで再現するのはなかなか骨の折れる仕事だと思うのですが・・・グリルが貫通していなければボンネットを開けないと見えないのです。
しかもボンネットを開ければこの部分が貫通していないのも見えてしまいます。
せっかくなのでこの部分を貫通して見える様にしておきたいと思うのは私だけではないと思うのですよね。
多分お客様も同じ気持ちではないかと・・・(勝手な思いですけどね)

次はボンネットのトップに付いているメルセデスのエンブレムを削っています
位置関係がわかる様に少しピンバイスで凹みを付けておきました・・・


さて次はボディ関係の形状を調べてエアロの制作を進めたいですね。
雪は今日までみたいなので明日は晴れるかな〜。

560SECのボディの基礎はほぼ完了、6.0SLを開始します

2021-02-17 19:59:42 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は・・・雪です
と言ってもどんどん降る訳では無く、気温が低いせいか粉雪が舞って中庭が白くなってゆきます。
少し止み間が有りますと溶けてまた枯れた芝生色にという事を繰り返しております。
夕方はもう少し気温が下がった為かうっすらと白くなったままで溶けずに夕暮れを迎えました。
次に明るくなった時にどれ位雪が積もっているのかわかりませんが・・・
私、雪は好きなんで何とも思いません(笑)
どちらかと言いますとワクワクするんですよね〜。
ですから雪掻きは大好物なんですよ(笑)

先日スカイライン1800スポ−ティGLの見積もりを始めたという事でご紹介致しましたが、やっと少し前に進みました。
お客様はベースになるミニカーとして京商のダイキャストミニカーの2000GTXとインターアライドさんのスカイラインワゴン1800スポーティGLをお送り頂いていました。
2000GTXと1800GLの大きな違いはそのホイールベースなんですね。
2000の方はL型6気筒、1800GLの方は旧プリンスの4気筒エンジンなのでホイールーベースが違うのです。
なので一旦カットして付け直さなければなりません。
切って貼ってをしますとボディを一度複製する必要が出てきますが私が複製する場合レジン素材でという事になります。
という事は切った貼ったをする素材もレジンの方が良いのです。
ダイキャストはボディが薄く出来ていますのでそのままレジンで複製するという事には向いていないのです。
他に無ければボディの内側に肉盛りをして原型を作りますが・・・スカイラインの場合はイグニッションモデルからレジンモデルが出ていますのでそれを使うほうがお客様の負担を少なく出来るであろうという考え方ですね。
たとえ1/43のイグニッションモデルの完成品を買ったとしてもね。
という事で制作のベースモデルとしてイグニッションモデルのスカイライン2000GT4ドアを買いました。
少々高かった様な気もしますが新品ですのでこれは致し方が無いでしょう。
これをベースに再見積もりをします。
手前側のモスグリーンの物がイグニッションモデルです。
残念ながらちょっとシャコタンですけどね(笑)
まあご愛嬌という事で・・・

そして白い物が京商製のダイキャストミニカーです
同じ車ですがボディに関していえばリアドアのサイドウインドウの形状はイグニッションモデルの方が良い様な気がします。
まあダイキャストとレジンでは再現性の違いが有りますからね・・・自由度が高いのがレジンの長所、事後収縮でウインドが外れやすいのは短所ですね。

さてさて見積もりもさることながら・・・
560SECの制作を進めてゆきます
ボディ/フロントバンパー/サイドステップと大きな山は越えましたがもう一つわからないのがリアバンパー周辺なんですよね
フロントとサイドステップが大きく変更されていますのでリアバンパーも変更されているのではないかと・・・推測しています。
今日はお客様に電話を入れて写真をお願いしておきました、実車を見に行けば良いのですが・・・お客様のご自宅にコロナを持ち込んでは申し訳ないので・・・
島根はコロナが日本一少ないかもしれませんが行きのバスや電車の中で感染しないとは限らないからなのです・・・。
ここは自粛しておいた方がお互いのためでしょう。
まあ時間はかかっても(お客様にはご迷惑をおかけします)画像が有れば解決する問題なのでね。
多分大丈夫と思われるボディやフロントバンパーには仕上げのサフを入れておきました。
これでボディの形状はず〜っと見やすくなるはずです。
最終的にボディ塗装をする前にお客様に形状を確認して頂こうと思っています。
これ位の慎重さは有った方が良いですね。
送って確認して頂いても良いかも・・・


ここからは並行してご依頼を頂いています6.0SLです。
560SECの写真が届くまでに6.0SLの方も進めてゆきましょう
エポキシ系のプライマーを塗った所までは以前のご紹介済ですがまずは研磨作業ですね。
ゴミ付きや少し塗膜が厚かった部分は研磨して平面を出しましょう。
恐らく560SECよりもボディ形状の違いは少ない様な気もしますが・・・AMGの事なので一件オリジナルの500SLだけど微妙に形状が変えて有るとか・・・有りそうで怖いですね。

やはり1/18なのでボディが大きいですね〜
研磨も大変です
ボディ全面研磨していますが・・・ちょっと大味な印象のミニカーですね。
まあオートアートと比べたらいけないかもね〜
お値段が全く違うのでね。

このミニカーもAピラーの付け根の部分ですが筋彫りが消えかけています
プライマーのせいも有りますが・・・この部分は型が厳しいのかもしれませんね。
何しろダイキャスト製なので金型ですから

気になったので糸鋸を使って筋彫りを掘っておきました
最終的にはどこかでパテを使って整形は必要かもしれませんが・・・忘れないうちに手を打っておきましょう。
忘れますと困りますからね。

ボディ全体を一応に研磨しておきました
この部分だけ見てもサイドステップの部分やフロントホイールの後側のアウトレットの形状が違いますね〜
位置ももう少し低いかな・・・
前後のバンパーは全くかたちが違います。

この作品で問題が大きいのはハードトップとF/Rバンパーそしてサイドステップですね。
その辺りから製作を開始をしたいと思います。
Yahoo!の天気予報によりますと明日は朝から雪らしいので積もるかもしれませんね。

サイドステップ完成とサンルーフの掘り込みです

2021-02-16 20:21:31 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は晴れ時々曇り・・・そして雪がパラパラと落ちていました。
気温はかなり低く一桁台かと思われます。
昨日まではかなり暖かだったのですが・・・最高気温は18度近く有ったと聞いていますけどね。
一晩でこんなに気温が変わりますと風邪をひく人が出て来るんじゃないかと思います。
午前中は家内の手伝いでバラ園の寒肥をするために穴掘をしていました

1本のバラの根元に最低三箇所穴を掘ります
その穴に肥料を入れて埋め直すのは家内の役目です

本日、バラ園の肥料は終わりましたが・・・
残っているのは消毒ですね。

こんな天気なのですが午後広島からお客様が1人いらっしゃいました。
修理品の受け取りです
山の中は結構降っていたみたいでして・・・まさしくようこそ島根に!!って感じです。
無事にお帰りになったかな!?


納品で思い出しましたが・・・
今朝の新聞に出ていましたが隣町の米子市から東京往きの夜行高速バスの「キャメル号」が廃止になるらしい・・・
上京して納品する時にいつも使っていたのですが長引くコロナ騒ぎで乗客が減っていましてついに耐え切れなくなったみたいですね。
米子/大阪便はなくなったとは聞かないので存続しているのではないかと思いますが、こっちの便も乗っていないな〜。
コロナで世の中が変わりますね〜
良いのか悪いのかよくわからないですけど・・・残念ですね。
東京に行く時は乗車前にビールと酎ハイを買って乗り込みまして
一人で酒盛り(静かにね)しながら上京した物です。
それが楽しみだった様な気がします。
そりゃあストレスがかかりますよ、お客様が気に入って下さるかどうかわからないのですから・・・最初の頃は自信も無くてね。
お客様の笑顔を見ると凄くホッとしたり・・・
今もそう変わりませんが・・・思い出しますね〜。
初心忘れるべからず・・・大事な言葉です。

そんな私ですが、迷い事は多々有ります。
病気の知り合いがいまして・・・知らない顔をして良いのかどうか迷っています。
下手したら・・・最後になりそうだし・・・ウ〜ン
このコロナの中会いに行ったら本人にも色々な人に迷惑がかかりそうだし・・・
困った時には父ならどうしただろうと考えるのですが・・・父の時代には悲しいかなこんな病気は無かったからね〜
ここからは自分の判断だな〜

さて本業です
AMGの560SECですが
実車の写真を見ますと
Aピラーの下側の付け根にFフェンダーとのつなぎ目が有るのですがミニカーでは方の抜きの問題か省略されているのですよね
以前から不自然だな〜と思っていましたが糸鋸を使って切り込みを入れまして筋彫りを作って置きました。
何げない部分なんですが・・・
私の中で少し自然な感じになりました。

続いてサイドステップの下側ですがパテを入れました

完成しますとほぼ見えなくなってしまうのですが・・・裏返したり後日誰かが修理したりする可能性はありますからね
きちんとパテを打って整形しておきますよ。
細かな部分の仕上げは大事なんですよ、見えないから良いとか気が付かないから良いというのは私の中には無いですね。

Aピラーの下側ですが糸鋸で切り目を入れた部分ですが糸鋸ですとどうしても直線的な物になってしまうのです、ここもパテを入れて整形しておきます。
ほんの細かな事ですが・・・気になるのです。

ステップのサイドステップの部分ですが内側の部分もパテを入れて整形して、下面の部分の継ぎ目も当然ながらパテで整形していますよ
ここは滑らかなラインで前から後までつながりたいですからね。
展示ベースの上に留められますとほとんど見えないですが・・・。
しかもここにパテを打ちますとシャーシと干渉する恐れも出てきますから綺麗に削らなければなりません。
最低限のパテを残して削ってしまいましょう

AMGのブリスターフェンダーがほぼ完成・・・
という事はこの車の製作のポイントとして大きな山を越えられたという事です。
少し嬉しいかな、先は長いけど。

次はサンルーフですね
お客様からメールが届きまして・・・
サンルーフが有る事を気が付いておられますか?と
最初は気がついていましたが・・・ブリスターフェンダーの制作に集中していましたのでその時点ではすっかり忘れていました。
でもね〜私の性格上難しい部分から進めてゆきますから(笑)
連絡が無くても後で気が付いて慌ててサンルーフを作ったのではないかと思いますね・・・悔し紛れか(笑)
まずサンルーフの位置を確定します
マスキングテープで大きさや形状を決定します
サンルーフの位置や大きさはネット上で写真を探して決めています。
まあベースになった500SECのサンルーフの写真を見つければ特殊な物でない限り大丈夫でしょう。

サンルーフを掘って位置決めのマスキングテープを剥がしますと・・・サンルーフの完成ですね。

少し寄れてしまった部分にパテを当てて明日を待ちましょう。

明日もお休みなんですが・・・雪が降るらしいですね。
それでも本業は進めようかと思っています

サイドステップ完成

2021-02-15 19:53:06 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は雨降りでした。
昨夜からの雨がず〜っと降っていた様で寝ている時も雨の音が子守唄代わりです(笑)
私だけかもしれませんが雨の音を聞きますとよく寝られるんですよね〜
変ですかね〜??

さて本日は月曜日・・・
明日からまたお休みですね・・・お休みの前になりますとウキウキするのはサラリーマン時代から変わらないですね。
明日は松江市の模型屋さんまで買い出しに行こうか・・・それともいつもの日帰り温泉でマッタリしようか、迷いますね。
どちらも共通点が有るといえば・・・水曜日がお休みという事でしょうか・・・もしも両方行くなら明日の火曜日しかチャンスが無いのです(笑)

さて今日も本業です
昨日はサイドスップの制作を始めた所でしたね〜
確か中央の部分のパーツを取付けた所で接着剤が無くなってしまって模型屋さんに走ったら接着剤は有ったけど時間が無くなってしまったという所で終わっていました(笑)
今日はサイドステップの前後のパネルを接着する部分から始めます
例えば一般的なエアロパーツのサイドステップでは前から後まで比較的直線のデザインが多い様な気がしますが今回のAMGではブリスターフェンダーで横に膨らんでいる上にホイールアーチに向けて広がった形状なので前後のパネルは別々に切り出して取付けます。
文章で書きますとわかり難いですが昨日の写真と本日の写真を見比べて頂ければおおよそ理解して頂けるのではないかと思います。

サイドの部品を接着しましたが・・・
接着部分はサイドステップの上側に線状に接着されているだけなのでこれだけでは強度が不足してしまいます・・・
元々のステップと取付けたパネルに90度になる様に補強のプラ板を接着します。
この補強もその形状から中央部分と前後の部分は別々に切り出して接着します。
一体で切り出しても良いのですがかかる時間を考えますと強度が落ちる訳でもないので時間が短縮出来る方法を採用します。

次に前後の厚みの部分を接着します
このステップ部分ですが前側と下側の縁だけに僅かにリップが付いていますのでここをスッキリ作りたいなら0.5mmのプラ板を幅広に別に貼って削って仕上げれば綺麗にスッキリとしたリップが出来るのです。

上の説明で幅広に貼付けるとか前後と下側にリップが有るという部分ですが・・・わかり難いかな〜!!(笑)
下の写真をご覧下さい・・・
この様な形状になる様に0.5mmのプラ板を貼付ける訳です。
わかりますよね〜!?

リップの部分ですがここから削ります
リップと言いましてもそんなの大きな物では無く膨らんでいるだけ・・・実際の画像を見ますと5〜7mm程の膨らみなのですよね。
飛び出しているプラ板を削りますが何もガイドが無いとついつい削り過ぎになる可能性が有ります
0.5mmの真鍮板を当てておきまして木片にペーパーを付けた物で削ってゆきます。
あくまでもガイドなのでこの真鍮板に頼り過ぎてはいけません、またペーパーを斜めに当てますと削り過ぎになりますから真鍮板と平行になる様に削ってゆく必要が有ります。

サイドステップのリップはこんな感じ・・・
リップとは呼べないかもしれない位の膨らみなんですよね
でも省略して無しという訳にはゆかないのですよね。
横から見た時に結構見えてしまいますからね〜

まだ片側が完成しただけです・・・
反対側も同じ様に作らなければなりません、左右均等にというのはなかなか難しいのですよ。

明日は・・・あ〜思い出した安来市文化協会の編集委員会が午後から有りましたね〜
温泉でマッタリの線は無くなりました(笑)