日本の「アパホテル」の客室に南京大虐殺を否定する書籍が置かれているとして、中国国内で反発が起きている問題で、国家観光局の張報進官は1月24日、中国メディアを通じ、日本を訪れる観光客はアパホテルを利用しないよう呼び掛けた。
江蘇省南京市にある南京大虐殺記念館も1月24日、批判する声明を発表した。
アパホテルは1月24日、書籍をホテルから撤去しない方針に変更はないとのコメントを発表した。
一方で、2月の冬季アジア大会で選手村として使われる札幌市南区のホテルについては、大会組織委員会側から正式な要請があれば、客室から撤去するとの意向を明らかにした。
中国では1月27日から春節(旧正月)の大型連休が始まり、多くの中国人観光客が日本を旅行する予定で、日本の旅行業界にも影響を与えそうだ。
張氏はアパホテルに関し「こうした誤ったやり方は中国人観光客に対する公然の挑発であり断固反対する」と主張。
国内の旅行代理店や旅行サイトに対し、アパホテルとの提携を停止するよう求めたと明らかにした。
中国の子供のようなやり方に屈しないアパホテルは立派だ。
日本政府は、知らんぷりをするつもりか?