韓国のソウル中央地検は8月29日、朴大統領の弟、志氏らの名誉を毀損したとして、最大野党、新政治民主連合の重鎮議員、朴智元氏を在宅起訴したと発表した。
朴智元氏はことし6月、志氏らが朴政権に影響力を持ち、人事にも介入しているとの趣旨の言及をラジオなどで行ったとされ、検察はこれが名誉毀損に当たると判断した。
朴智元氏は、志氏も加わった特定の組織が存在すると世間でいわれていることを指摘しただけで具体的な個人名も挙げていないと主張し、在宅起訴に反発している。
産経新聞がウェブサイトに掲載した韓国の朴極恵大統領に関する記事が名誉毀損に当たるとして、ソウル中央地検が同紙ソウル支局長を捜査している問題といい、朴槿恵政権の特異性を典型的に示している。
国家の体面ではなく、大統領の体面のために検察が動いた形であり、朴大統領の個人的狭量さを表している。
朴大統領が「大統領の個人批判はするな」と警告を発し、圧力をかけているのだろうが、情けないのが司法。
これでは言論統制する中国とまったく同じである。
反日教育に洗脳された哀れな国民は、言論の自由を奪われても怒らないのだろうか。