中谷防衛相は2月27日、テレビ東京番組の収録で将来的な憲法9条の改正に意欲を示した。
「自衛隊の存在も意見が分かれる状態だ。 国の安全保障の基本的なところは国民が分かりやすいように制定すべきだ」と述べ、自衛権の明記を求めた。
自民党の谷垣幹事長はBS朝日番組で、9条改正について「変えた方がいいと思うが、今まで日本は一度も改憲したことがなく、いきなり難しい項目に取り組むのは無理だ」と慎重な姿勢を示した。
柴山首相補佐官は2月27日のテレビ朝日番組で、戦力不保持を定めた9条2項について「害法学者にも自衛隊の存在がおかしいと述べる人がいるような条文は、分かりやすく改める必要がある」と述べた。
同日午後の埼玉県川越市での講演では、自衛隊と9条2項の関係について「国内では(政府解釈で)軍隊でないと言っても、海外では軍隊として扱われる。残念だが、国民をいわば欺いているのが実態だ」と述べた。
日本国民は、野党や反日マスコミの「戦争」「徴兵」などでたらめを信じないで、自分の憲法を真剣に考えるべきである。