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踊る小児科医のblog

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岩本テル『感動の引退劇』撤回したら?

2006年12月16日 | SPORTS
すっかり東海道を歩く人になったのかと思ったら、リハビリ中だったわけですね。
苦しい峠道を急に走り出してカメラが追いかける映像は面白かった。さすが元日本代表。

昨日の試合のような出場の仕方は、本来望ましくないのは本人もわかっているはず。
元々そのチームで活躍して出場を勝ち取ったわけでもないし、終わってからプレーを続けるわけでもない。しかも無報酬だとか。
客寄せパンダと批判されても仕方がない。
TVではアナウンサーが、母子家庭で育ててくれたお母さんへの親孝行物語で感動の引退劇を盛り上げようと必死。
でもまあ、岩本のプレーを観れたのは良かったし、本人も、どんな形にせよ最後にこういう機会が与えられて出場できたわけで、お互いハッピーだったということでTV局の商魂も今回は責める気になれない。。
それに、体の切れも悪くない。あれならまだやれるんじゃないかな。

などと思ったら案の定、最後の「引退のコメント」で笑わせてくれました。(↓)
高い年俸でなければ、岩本の技術と経験を必要とするチームは、J2でもなんでも探せばあるんじゃないか。
足の状態次第なんだろうけど、現役復帰の可能性大ということで、期待してみていましょう。

試合直後、岩本のコメント
「ちょっと悔いが残る。もうちょっと出てやりたかった。0-2になった時点で、後半から出たかった。(観客の声援も)うれしかった。94年に国立で(プロ生活が)始まって、最後も国立で終わるので、何かあると思ったけど残念。(クラブW杯は)最高の舞台。2年間けがで試合に出られなかったけど、頑張ってきて良かった。得点したかったけど(試合に出られて)良かった。(現役生活は)16年やっていろいろあったけど、サッカー人生は良かった。あっという間だった。後悔がないのはうそになる。とりあえず引退することになっているけど、ちょっと考えたい。もう一回、時間を置いてから考えたい。とりあえずは引退するけど……。 」