レシピはフグの味噌汁二品と煮こごりです。フグの旬は11月から2月頃までと言います。
食べるなら、宴会シーズンが終わり、相場が落ち着いた今ごろが絶好のチャンスです。
フグ1尾をおろしたパックは今、3千円から4千円前後・・刺身用の上身が2枚と、湯引き
した皮が2枚、アラが1尾分入っていて、内容量は600gほどです。
我が家のように老夫婦二人では、1パックを1回で食べきれません。大抵3~4回に分けて
食べます。内訳はてっさ2回、てっちり1回、味噌汁1回がパターンです。上身1枚は買った
日にてっさにします。薄切りにせず、やや分厚く切るのがこだわりで、2枚目は一両日寝か
せて、これもぶつ切りにします。
アラはてっちりにしますが二人で1尾分は多すぎます。いくらか残して翌日味噌汁にします。
みそは八丁味噌と白味噌を試しましたが、白味噌に軍配が上がりました。湯引きした皮で
煮こごりを作る楽しみもあります。先月来、2回フグを買いました。値段は3500円でしたが、
1パックで3~4回楽しめ・・1回分コストは1000円と考えると高い食材ではありません。
フグは、わが国では縄文時代から食べていたらしいと言う・・縄文時代の貝塚から多数の
フグの骨が発見されています。中国では秦代(BC778~206)の文献にフグを食べて命を
落としたという記述があり、古くから食べられていたようです(Wikipedia「フグの料理」より)。
先日、仲間の会合があってその席上、私のレシピはテマがかかる・・との意見を頂きました。
お送りするレシピは、料理に不慣れな男性の方を対象にしてきました。ために、分量と作り
方を、こと細かに説明したのが面倒な印象になったかな?と思いました。も少しアバウトに
書いた方が取りくみやすいかも知れません。今回レシピはそれを念頭に入れ、少し単純に
しました。今が旬のフグを楽しんでほしいと思い、三つのレシピを送りします。
・・お暇なときにお読みください・・
〇 米国から近着二つのニュース
2月6日 尖閣周辺で「中国が危険な行動」 米高官「領海侵入を批判」
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140206/wor14020611380007-n1.html
2月6日 WSJ社説「日本には集団的自衛権が必要ーアジアの民主主義に貢献」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140206-00000649-wsj-int
〇 靖国参拝に対する二つのコラム
1月15日 「失望」だけではない米国の靖国参拝への反応
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39663
1月27日 安倍総理の反撃?靖国参拝と日中、日韓関係
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3526
フグは大好きですが、値段が高いのでおいそれと手が出ません。食べるのは一冬に2~3回ほど、
今冬はこの日が始めてで、「てっさ」と「てっちり」にします。てっさは私好みにやや分厚く切ります。
夫婦二人で1尾のフグを食べきるのに3日かかり、最後に残ったアラで八丁みそ汁をつくりました。
材 料 フグのアラ 1/2尾分 240g
豆腐 1/2丁 150g
八丁味噌 大さじ 2 20g
昆布の浸け出汁 3カップ 540cc
青ネギ 2本 20g
作り方 昆布の浸け出汁を鍋に入れて火にかける。
沸き立ったら、一口大に切ったフグのアラを
入れて中火に落とし、数分煮る。
八丁味噌を小鉢に入れ、鍋の出汁大さじ2~3
杯を加えて、味噌を溶きのばし鍋に入れる。
続けて、小振りの奴に切った豆腐を入れて
数分煮てできあがり。
大ぶりのお椀に入れて、刻みネギをのせる。