男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

氷頭の酢漬け

2008年08月05日 | 魚介類
鮭の頭の軟骨部分を薄切りにして、一塩して酢漬けにしたのが「氷頭の酢漬け」です。

食べられる部分は、鼻先から切って10切れだけ、今回の塩鮭から切り取った氷頭は2尾分で50gそこそこでした。

鼻先の軟骨は氷のように透き通っているので、氷頭と呼ばれています。
「氷頭」が欲しいからと言っても、塩鮭1尾丸々買い求めていたのではたまりません。

良質の塩鮭の頭だけのパックをさがし求めてくることになります。

塩鮭の頭だけが3尾分入っていても、値段は100円前後、安いもんです。
買うときは甘塩・中辛はパスして、辛口1本です。
味は、塩鮭の生を酢に漬けたものだから、一癖ある味です。でも慣れるとたまらなくおいしいです。
特にお酒飲みの方には、酒の「さかな」としてベスト5に入るとの評価があります。

氷頭とは、鮭の鼻先の軟骨の部分で、氷のようにすきとおっていることから「氷頭」と呼ばれる珍味のひとつです。
東北・北海道地方では、生の鮭の頭を薄切りにして塩をして、酢洗いして甘酢につけておく。
そのまま食べても、おいしいが大根なますにするのも良い。


材料
塩鮭の頭 2尾分
酢 60cc
作り方
塩鮭の頭の鼻先から3ミリ厚さの薄切りにする。
切る部分は透明な軟骨のところだけ。
2~3センチも切ると硬い骨と目玉にぶつかるのでそこまで。
二匹分の鮭でも、酢漬けにできるものはせいぜい50gくらい。
切り取ったら生酢に漬ける。

そのままでも食べられるが、塩がきついときは酢を捨てて
酢に酒大さじ2~3杯加えた合わせ酢につける。
この酢漬けは、少し塩辛い目のが方おいしい・・・酒の魚にピッタリです。

氷頭なます
  氷頭の酢漬けと千切りした大根とにんじんで作る「なます」です。
  しょうがの繊切りや柚子皮の繊切りをのせたり、イクラをのせてもおいしい。

材料
大根 10cm 150g
にんじん 1/2本 80g
氷頭の酢漬け 50g
しょうが 1かけ 20g
酢 大さじ 5
塩 小さじ 1
さとう 大さじ 1
鰹まる 小さじ 1
作り方
大根・にんじんはなます用の千切りにして、塩を振ってなじませる。
しょうがは、細い繊に刻んで水に晒してざるに上げておく。
大根とにんじんがしんなりしたらよくもんで、水洗いして塩気を除き
キュッと絞っておく。
調味料全部を合せて甘酢を作り、大根、にんじんと合せて酢をなじませ
氷頭の酢漬けを混ぜ込んで、味見をして整える。
器に盛って繊しょうがを載せて出来上がり。

頭の残りは粕汁に
頭の骨を3~4こに切って、熱湯で3~分にて茹でこぼし塩抜きをする
大根・ごぼう・にんじん・こんにゃくと煮て、酒かすを加え粕汁を作る
塩鮭は甘塩よりも辛塩がおいしい。一度茹でこぼしたら適度の塩辛さになる。


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