だんだん寒くなってきました。年をとるにしたがい、四季の移り変わりが
早くなってきました。「子どものころは一年が長かった・・お正月なんて
3年に1回くらいしか来なかったのに、いまでは一年に3回も4回も来る」
・・となにかのはなしで聞きましたが、まったく同感であります。
さむくなってからの朝食は、ライ麦パンと温野菜(レシピ№4)で、これが
3月まで続きます。温野菜はおいしいけど、ときに他のものが食べたく
なる・・そんな時つくるのがレシピの「玉ねぎオムレツ」です。卵料理が
好きで、出し巻きや茶碗蒸しが得意ですがオムレツは今でも苦手です。
玉ねぎを1cm角にきざんだのをオイルで炒めて、溶き玉子にまぜたの、
ピーマンとハムを混ぜ込んだの、何も入れないものなど、ずいぶん作り
ましたが、これは・・と言う会心作はできませんでした。
レシピの「玉ねぎオムレツ」も、何回焼いても、焼きあがりはいまひとつ
でした。玉ねぎをたっぷり使うので、玉ねぎの甘味がたまごの味と相性
良く、見目容はともかく、味はおいしくできました。中身まで火が通ると
味が落ちます。外側は焦げていても中身はトロトロ・・に焼きます。
レシピは、パンツェッタ・ジローラモさんの焼きかたからは脱線しますが、
おいしいオムレツになりました。玉子料理に鷹のつめを入れる・・意表
をつくレシピですが、おいしいオムレツです。お試し下さい。
オムレツ・・いいかえると卵焼きは、かんたんなようで意外にむつかしい料理です。レシピはパンツェッタ・
ジローラモさんの著書「食べちゃおイタリア!」からのいただきもの。シンプルでおいしいたまご料理です。
玉ねぎをたっぷり混ぜ込んでつくるオムレツは、失敗なくソフトにやきあがります。味はとてもgoodでした!
材 料 玉子 4こ 100g
玉ねぎ 大 1こ 200g
赤とうがらし 少々
しお 適宜
オイル 大さじ 1 10cc
作り方 玉ねぎを炒める
玉ねぎを、縦二つに切ってくし型の薄切りにする。
薄切りした玉ねぎを、オイルで炒める。
味つけは、しお一つまみと薄切りの赤とうがらし。
炒めるのは、玉ねぎがしんなりするていど。
卵を割りほぐし、玉ねぎをまぜこむ
卵をわりほぐして、炒めた玉ねぎをくわえる。
玉ねぎは、炒めたての熱いのを冷ましてまぜる。
・・多少、温かいくらいならかまいません。
ざっくりとまぜて、あじをみる・・玉ねぎに味つけ
しているので、すこし塩を加えるていどにします。
オムレツは、塩辛すぎたらアウト!です。
溶きたまごのあじをみて、ものたりない・・と思っても
オムレツに焼いたら、けっこう濃い味になります。
しお味は控えめに・・がポイントです。
玉ねぎオムレツをつくる
たまごの用意ができたら、フライパンで焼く。
オイルを少し入れて火にかけ、溶きたまごを流しいれる。
火力は中火、卵が固まりかけたら箸でざっくりまぜる。
半分生まのうちに、手前からふたつに折りたたむ。
お皿にうつしてからも、オムレツの中は「レア」・・くらいでよい。
玉子焼きとオムレツのちがい・・弁当のおかずにする中までカチカチに焼いたのは玉子焼きで、
オムレツは、外側は焼き目がついても、中身は半熟かレア、切ると中はとろり・・の状態です。
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