熊本熊的日常

日常生活についての雑記

背水の陣

2008年07月16日 | Weblog
昨日、職場の管理職のアシスタントから、自分の部署の同じ職務を担当している人の名前を書き出すようにとの指示があった。早速、手元の担当一覧を見ながら名前を書き出して返信しておいた。書きながら、多すぎると思わずにはいられなかった。これはまずいことになるかもしれない。昨年の10月だか11月だかにも同じような経路で同じような問い合わせがあり、それに対応していた人が今年の2月に解雇された。今度は自分の番かもしれない。同じタイミングで解雇されるとすると、作業の指示から4-5ヶ月の間隔として、今年の11月か12月には解雇である。

今、解雇されたらどうするか。雇ってくれるところがあればそれに越したことはないのだが、年齢と技能を考えれば次の就職先がすぐに見つかるというのは奇蹟に近い。かといって、自分で何かを始めることができるかというと、こちらも同じくらい奇蹟的なことであろう。しかし、ここはなんでもあり、という心づもりであらゆる可能性を模索しなければならないのだろう。

昔、仲間と起業を考えたこともあった。結局、ビジネスプランを詰めきれずに頓挫したのだが、そのときの仲間は今もフリーランスで走り回っているらしい。ずいぶん前にもらったメールでは、この6月頃を目処に何か新しいことを始めると書いてあったが、どうしているだろう? 捨てる神あれば拾う神あり、などとも言う。いざとなれば、何事かを思いつくものなのかもしれない。今、こうして頭を抱えているというのは、本当に切迫した状況にないからかもしれない。客観的状況は十分すぎるくらいに切迫しているのだが、自己防衛反応によって意識の深いところで見て見ぬ振りを決め込んでいるのだろう。これではいけない。何か考えないと。とりあえず、雇用が確保されているうちに、やってみたいと思ったことはなるべくやっておくことにしようと思う。当面、週末毎に物見遊山に出かけて楽しい刺激を得ることにする。背水の陣である。