熊本熊的日常

日常生活についての雑記

初めての家電

2009年01月17日 | Weblog
帰国して最初に調達した家電製品はアイロンだ。帰国してからも、これまで同様にミニマムライフを続けるつもりである。それでも生活する上での必要最小限の家財道具は持たないわけにはいかない。今住んでいるウィークリーマンションの部屋は11平方メートルのシングルルームで、湯を沸かす程度の器具はあるが自炊できるほどの設備はない。洗濯に関しては共有スペースにコインランドリーがある。家事のなかで可能なのは洗濯くらいのものである。

無印良品で室内物干しとアイロン台とアイロンを買った。以前、何かの雑誌で無印のアイロン台が使いやすいという記事を読んだことがあり、このアイロン台を使ってみたかったのである。物干しとアイロンはそのついでに購入したようなものだ。使ってみると、確かに良い。シャツの肩がアイロン台の角にぴったり合うのである。作業が円滑に進む感覚というのは、それがどれほど些細なことであれ、気持ちの良いものだ。ただ、アイロンはロンドンで使っていたフィリップスの大きなもののほうが使い易い。アイロンはある程度の重量があったほうが、きれいにプレスができるように思う。慣れの問題もあるのだろうが、無印で買ったものは、高温に設定しないと蒸気が出てこないというのが不便に感じられる。中低温でも蒸気が出るようにしていただきたいものである。

これから揃える家電製品は住処が決まってから決めることになる。自分で保有しなければならないものというのは、それほど無いような気がするが、実際に生活を始めてみないとわからない。ただ、選ぶときには、ひとつひとつこだわってみようと思っている。

ちなみに、無印のアイロン台の記事は、スポーツ関係のものだった。アイロンとアイロン台を持って山に登り、山頂でアイロンがけをする、という競技があるのだそうだ。その世界大会もあるらしい。その紹介記事のなかで、取材を受けていた日本人選手が無印のアイロン台について語っていたのである。