ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭の木瓜が咲きました

2013年03月10日 | 日記




庭に朱色の木瓜(ぼけ)が咲いています。
例年なら年明けに部分咲きし3月に本咲きになりますが
部分咲きした花はヒヨドリに食べられていました。
今年はきびしい寒さのせいか3月に一挙に咲いて
久しぶりにきれいな木瓜の花が見られました。

漱石は「草枕」で木瓜のことを、
「枝は頑固で、かつて曲がった事がない。
そんなら真直かというと、決して真直でもない。
ただ真直な短い枝に、真直な短い枝がある角度で衝突して、
斜に構えつつ全体が出来上がっている。」
と書いていますが、木瓜ほど曲がった木はありません。
次の木瓜を詠んだ句と関連させてみると漱石の生き方が
わかります。
木瓜咲くや漱石拙を守るべく

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。