風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「名古屋城二之丸広場で踊る古木」

2018-02-13 08:23:12 | アート・文化

名古屋城内を歩くと、色や大きさ、形の違う石垣だけでなく、さまざまな樹木が目に止まります。ケヤキやサクラのようにすっかり葉を落として寒風に立ち向かう古木があれば、クスノキや先に掲載したカヤノキのように緑で包まれた巨木も。ちょっとした植物園です。 

描いたのは、名古屋城おもてなし武将隊が演技をする舞台でもある二之丸広場の中央に、堂々と立つ落葉樹の古木です。2人が腰をくねらせ踊っているようにも見えます。

この地方が北限といわれるエノキではないかと見られているようですが、樹齢も含めて詳しいことは分かりません。根元は空洞化し、太い
2本の幹が伸びています