風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「城内の見張り番=名古屋城のアキニレの古木」

2018-02-25 08:01:53 | アート・文化


 
名古屋城の梅林前の通りを御深井丸(おふけまる)方向に歩いていて、目に止まった古木です。石段を上がった石垣の端にどっしりと陣取り、身を乗り出して堀の底や対岸の場内を見渡しているような姿です。

表札には「アキニレ」とあります。暖帯の樹木で、日本では中部以西で見られるとか。
イシゲヤキ、カワラゲヤキの別名もあり、ケヤキのように硬くて、樹皮の所どころ剥がれ落ち、赤い木肌がのぞきます。