風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「石徹白(いとしろ)の神域へ」」

2020-10-05 06:21:01 | アート・文化

 

岐阜県郡上市白鳥町の石徹白(いとしろ)地区は、福井県境の小さな集落。白山山麓の標高700㍍にあって住民270人の自然と歴史に包まれたまさに別天地です。

3年前に白鳥踊りを未明まで楽しんだ朝、「ここまで来て石徹白へ立ち寄らずに帰るなんて考えられない」と、名古屋から一緒に出掛けた「踊り子」たちとタクシーを割り勘でチャーターして訪ねた際の写真から描きました。

特別天然記念物の石徹白大杉(樹齢1800年)に代表される杉の古木・巨木林や渓流、白山信仰と関わりが深い白山中居神社などへ。夜通しの踊りで短時間しか寝ていなかったことも忘れ、歩き回ってきました。

描いたのは神社の神域に通じる山道で撮ったひとコマ。左右に並ぶ古木・巨木の小路です。
視線の向こうの中央部分にもう一本背の高い樹木がありましたが、ちょっと横へ動いてもらいました。10号です。