風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「アメジストセージを追いやった青いサルビアのいま」

2020-10-12 06:19:16 | 日記・エッセイ・コラム

 

前回取り上げたアメジストセージを絶滅寸前にまで追いやった青いサルビア(詳細な品種名は分かりません)も咲いていますが、生存競争の言わば勝者のはずなのに今年も当時の元気がみられません。

「同じ仲間だから大丈夫だろう」とアメジストセージの横へ買ってきたポット入りのサルビアの苗を植えたのは数年前。
ところが、サルビアがすごい繁殖力で領域を拡大。一方のアメジストセージは株数を減らし、2年後には茎も細く弱々しくなったので別の所へ移したのでした。

これでサルビアは一層伸び伸びと成長し、やや不満だった花の色も鮮やかになるだろうと思ったのですが、さにあらず。
逆に成長が止まったように、丈が全体に低くなり、花や葉の色もいまひとつの感じが続いているのです。
周りの木々の成長で半日陰状態が強まったり、肥料や猛暑などのせいもあるでしょうが、アメジストセージとの生存競争が終わったことと無関係とは思えません。

ポットに同じ品種の種を複数個蒔いた時にも思うのですが、動物に限らず生物は同種間でも異種間でも凄まじい生存競争をしていることを学ばされています。