風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「ハイビスカスティーのローゼルや藍染め用アイの花など=名古屋市農業センター」

2020-10-14 06:10:54 | 日記・エッセイ・コラム

散歩の途中に名古屋市農業センターに立ち寄ると、色とりどりの花木や草花が迎えてくれました。

ハーブ園では高さ2㍍近いローゼルが、ハイビスカスティーの原料を実らせています。
長い茎にフヨウのような花が咲き、花が萎れた後に咢(がく)と苞(ほう)がイチゴ形の暗赤色の実になって、茎にびっしり並んでいます。

傍らの畑ではアイ(藍)の花が咲いていました。
藍染の工房を拝見したことは何度かありますが、染料を生み出すアイが咲かせる赤紫の花穂を見たのは初めてです。

売店前と農業指導館前には、薄紫の花を咲かせた高さ2㍍以上ある花木が目を引きました。名札には「セイヨウニンジンボク」とあります。
何故ニンジン? ネットを開くと、葉がチョウセンニンジンに似ているから、とありました。

宿根草園などにはコルチカム(イヌサフラン)や、大型のマツバボタンなど。赤いヒガンバナは花期を終えていますが、黄色いヒガンバナはまだ蕾がいっぱい残っていました。

ハイビスカスティーの原料を実らせるローゼル

 

アイ(藍)

 

セイヨウニンジンボク

 

コルチカム(イヌサフラン)

 

大型のマツバボタン

 

ヒガンバナ。赤は花期を終えても黄色はまだまだ