風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「やっと本来のキンカンに」

2020-10-03 06:14:42 | 日記・エッセイ・コラム

 

庭に苗を植えて以来、実が生らず花さえ滅多に咲かなかったキンカンに、たくさんの花が咲き、小さな実も付きまじた。「やっと本来のキンカンになった」とホッとしています。

植えたのは6年ほど前。苗売場で「大きな実のキンカン」の文字を見て、大きな実を2~3個付けた高さ60㌢ほどの苗を買い、露地植えしました。
品種名は忘れましたが、ネットで調べると「ネイハキンカン」というようです。

それが、何年も花も実も付けなかった原因は、はっきりしています。
植え付ける際、肥料袋に入った粒状の肥料を、誤って掘り起こした穴や周りの土の上に、ドッとこぼしてしまったのです。多少取り除いたものの、「いずれ雨で流れてしまうだろう」と新しい土と取り換えることはしませんでした。

その後、キンカンは幹も枝も伸びず、葉の色も褪せたように。素人目にも肥料焼けを起こしたらしく、一時は今にも枯れてしまいそうになりました。

それでも3年目ぐらいから少しずつ幹が伸び、今の樹高は160㌢ほど。枝葉も広がりました。
しかし咲く花はせいぜい5輪前後。実が生ったのは2年前の一度だけで、それもわずか4個でした。

ところが今年は小枝の先に幾つもの蕾ができ、次々に開花,、その数は80輪ほどになったでしょう。
散った花の後には、2㍉前後の可愛い実が生まれています。
地質が正常に戻ってきたのでしょう。

自然落果や摘果があるので、収穫できるのはどのくらい?
20~30個は欲しいな。

 

 

 


楽書き雑記「庭のハギのエドシボリが満開。シラハギは咲き始め」」

2020-10-01 06:08:50 | 日記・エッセイ・コラム

 

庭のハギのエドシボリ(江戸絞り)が満開になり、シラハギも咲き始めました。夏の猛暑続きが影響したのかやや遅れ気味ですが、今年もまた枝が伸びすぎました。

庭のハギは3年前までレチヌスビトハギという品種でしたが、強い繁殖力や花後の莢が衣服にべったりくっ付くなどで持て余し、根こそぎ削除。跡地にはそのような心配のないだろうと、エドシボリとシラハギの2品種を植えました。

ところが、衣服に付いたりしないものの成長力は十分。花後に株元から15㌢ほどのところで刈り取っても、どんどん伸びて背丈は2㍍ほどになりました。
「枝が50~60㌢ほどになったところでバッサリ切り取れば良い」と言われて試みたのですが、時期を逸したのか今年も2㍍級に。来年も再度挑戦してみます。