リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

年金がちょっぴり増えた

2014年04月03日 | 日々の風の吹くまま
カレシの木曜日は多忙の日。英語教室に行くのに、「携帯をなくしたぁ」とひとしきりバタバタ。
(バッグに入れたままだった。)何とか無事に送り出して、今日のワタシの「家事」は換気装
置のフィルター交換。半年以上も換えなかったので、排気側のフィルターは油っぽい埃がか
なり厚い膜になって窒息状態。これじゃあモーターに悪いよなあ。吸気側のフィルターは洗
濯機に入れて、排気側のは諦めてゴミ箱に。新しいフィルターを入れて運転を再開したら、
家中にほわ~んと洗剤の匂い。深呼吸して、すっきりした気分。

郵便の中にひと目でお役所からと分かる薄茶色の封筒。Service Canada(窓口庁みたい
なもの)からワタシ宛てなので開けてみたら、「CPP(カナダの国民年金)の額を調整しまし
た」だって。受給が決まった時点では所得や掛け金のデータがが揃っていなかったからで、
今月から月26ドル増額。おまけに去年5月から今年3月までの差額も払ってくれるんだって。
政府がくれるならもらっとかなきゃっと喜んだけど、ちょっと待て。年金は長年働いて掛け金
として払い込んできた「ワタシのお金」じゃないの。なあんだ。政府がそんなに気前よくお金
をくれるわきゃないか。

でも、カレシの個人年金が加わると、世帯収入は年金だけで月5000ドル以上。政府登録
の個人年金は、一定限度の掛け金を所得から控除できて(税金を減らせて)、年金として受
け取るときには(所得が減って)税率区分が下がる(二重に節税になる)という触れ込みだっ
たんだけど、このままで5年後にワタシの個人年金も加われば、月8000ドル近くになって、
税金対策に悩むことになりそう。はて、どこに誤算があったんだろうなあ。折りしも4月は納
税申告の月。う~ん、何だか仕事を続けて行くのがはばかられるような・・・。

公的年金は物価スライド制で、CPPは年2回、OAS(老齢年金)は年4回、物価指数に合
わせてちびちびと増えて行く。指数がマイナスなら増えないだけで、今のところは「受給額は
減らない」と言う政府の保証があるし、カレシの公務員年金も年1回の調整があるから、年
金所得は黙っていてもじりじりと増える勘定。でも、2人の共働きの「汗の結晶」なんだから、
多すぎるも何もない。誤算があったとすれば「愛の結晶」ができなかったことだけど、それも
プラスに寄与したわけで、今になってみればうれしい誤算というべきか・・・。