リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

短い夏はお祭りラッシュ

2015年06月19日 | 日々の風の吹くまま
久しぶりに雨が降ったきのうの夜は空気が爽やかだったけど、今日はまた暑くなりそうな気
配。日曜日は暦の上で夏初日の夏至。きのうと今日とスカイプ英語レッスンがキャンセルに
なって、カレシはちょっと助かったという表情。ベトナムのトランさんは大学の用事で、(英語
で)博士論文の執筆に忙しいチオンさんは香港のドラゴンボート競漕に漕ぎ手として参加す
るのでレッスンは休み。ドラゴンボート競漕は今では世界各地で「ボート競技」として普及し
ているらしい。

メトロバンクーバーの夏はいろんな「フェスティバル」が目白押し。全部数えたら70や80で
きかないかもしれないな。偶然かどうか知らないけど、この週末はバンクーバーでもフォル
スクリークで恒例のドラゴンボート競漕があって、参加チームは200組を超えるとか。恒例
の国際ジャズフェスティバルも始まるし、ビーチに舞台を設えてシェークスピア作品を上演
する「Bard on the Beach」も、スタンレー公演の野外劇場のミュージカルも、プライドパレー
ドも、イングリッシュベイの花火大会も、みんな恒例の夏のイベント。音楽や芸術やスポーツ
のイベントも市内のあちこちであるし、大道芸人やフードカート(食べ物の屋台)のフェスティ
バルなんてのもある。

移民の国だから、「カナダ」を構成する多様な民族のお祭りもあって、もちろん日系人にも
「パウェルストリートフェスティバル」がある。パウェルストリートは戦前日本人町があったと
ころで、その一帯も今では貧民街のようになってしまっているけど、ホームレスがたむろす
るオッペンハイマー公園はこのときだけ和太鼓や日本のメロディが聞こえ、醤油の焦げる匂
いがして、「縁日」のような感じになる。民族的なフェスティバルは何と言っても「民族料理」
の試食が一番のアトラクション。ギリシャ系のお祭りでスヴラキを頬張り、インド系のお祭り
でサモサを頬張り、日系のお祭りで焼き鳥を頬張り、フランス語系のお祭りでプティーンを
頬張り、と世界の食べ物を楽しめるのがバンクーバーの夏というところかな。

秋になればなったで、やっぱりいろんな文化イベントが目白押し。バンクーバーは「no fun
(つまんない)」とこぼす輩がいるけど、こうして見ると、すごい数のお祭りが押せ押せじゃな
いの。バンクーバーの夏は短くて、10月の声を聞くか聞かないかのうちにうんざりするくら
い長い雨の季節が来てしまう。楽しむのはせいぜい今のうち・・・。