リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

雨の日曜日は内も外も退屈なくらい静か

2022年01月31日 | 日々の風の吹くまま
1月30日(日曜日)。🌧🌧☁。大雨警報発令中だけど、「大雨」は夜のうちに過ぎたらしい。窓の外は灰色で、同じ視界ゼロでも明るさがあった霧の日々が恋しくなって来る。アメリカ東部では、ニューヨークもボストンも悪名高い「ノーイースター」で暴風雪になっているそうで、いつだったかボストンで遭遇したノーイースターを思い出した。

もうずいぶん昔になったけど、アメリカの翻訳協会の会議があって、トロントの弟夫婦と一緒の家族旅行を兼ねてボストンに行ったんだけど、会議が閉会したその夜から雪が降り始めて、あっという間に吹雪になり、朝起きてみたらドカ雪。その日は午後1番でトロント市内の小さなビリー・ビショップ空港を本拠にしているポーター航空の便に乗ることになっていて、ボンバルディア製のプロペラ機しか飛ばしていないので、慌てたのなんのって。幸い空港が開いていて、飛行機に乗って離陸を待っていたら「デアイシングをするので出発が遅れます」とアナウンス。あ、ほんとに飛べるんだなとほっとしていたら、いきなり窓一面にピンク色の液体がどばぁ~っと来てびっくり仰天。そうして無事にトロントに帰れたわけだけど、忘れられない経験。ちなみにポーター航空は小粒ながら何とかいう感じで、マスコットはMr. Porterというマンガちっくにメタボな「アライグマ」。サービスも良くて気に入ったんだけど、今のところはカナダとアメリカの東部一帯しか飛んでいない。来年あたりにトロント・ピアソン空港からジェット機を飛ばせるようになったら、ぜひバンクーバーまで翼を広げて欲しいなあ。

 Mr. Porter

カレシは先週から英語レッスンを休んでいる生徒が何人かいて、ちょっと暇を持て余し気味。中国では旧正月の長い休みで、南京の大学で教えているチオンは四川省の成都に帰省中。上海のセレナは帰れなくなるといけないからと、帰省しないで友だちと遊び歩き。テトのベトナムでは病院の救急センターでインターン中の女医さんも久しぶりの休みで、タイの学校の先生とはレッスンを休んでのどかな会話。そして東京のN君はコロナの疑い。それでも、毎日「今日の単語」をアップしている無料英語学習サイトを通じてメッセージがひっきりなし。毎日ひとつ英語の名詞か形容詞を選んで、定義と発音と例文を付けてアップして、その単語を使った文章を送って来れば添削するというもので、かなりヒットしたようで、バイブレーションに設定してあるスマホがしょっちゅうズズッ、ズズッ。同じサイトを通じて「英語教えて」メールも毎日世界のあちこちから来るらしくて、最近は東南アジアの小中学校の「英語の先生」からのリクエストが増えたそうで、素人先生のカレシは「どうなってんだろう」と目を白黒。

今日は雨が止みそうにないのでウォーキングの代わりに軽く筋トレ体操をやると言っていたカレシ、午後になって気が変わって「やっぱり行く」。そう、外の空気を吸うのはいいことだよね。しっかり雨の装備をして、6番ストリートの商店街の庇の下を8番アベニューまで行って回れ右する最短コース。雨の日曜日は人通りも少なくて、いたって静か。うん、明日1日で1月も終わりかあ・・・。