今日は何もない空が戻って来ました。快晴。
それにしても昨日の寒かったこと!
昼間は、まだ動いていましたからそれほどでもなかったのですが、
夜は震え上がりました。
昨日の天気予報では、今日の朝はまだまだ寒いけれど、日中は暖かくなると・・。
昼間は確かにそうでしたが、それでも日が落ちるとやはり寒く感じられます。
昨夜よりは若干、ましですが・・。
こんな時こそ、(先日も引用しましたが) 『アンの世界』 の、
こちらの表現がぴったりのような気がします。
「今日は 『身を切る風と暗き空』 だわ」 ・・・ 略 ・・・
あまり寒いので居間の暖炉に火を入れた。
陽気な炎は外の外の寒さに対して大活躍だった。・・・略・・・
【「アンの娘リラ」 第33章】
こちらは暗き空でもなければ、『アンの世界』 では口癖にもなっています、
嫌な月の11月でもありません。ただ暖炉だけは羨ましくてたまりませんが・・。
しかしながら、暖炉談義に花を咲かせていたのは、つい昨日のような気がしますのに・・。
もうそんな季節を迎えたのですね。感慨を覚えます。
さて又々、目にも鮮やかな
“朱” の登場です。
最近、漆器に目覚めた私ですが、
これまで頭から手入れが面倒だと
思い込んでいましたし、
使うと言えば、せいぜいお正月位。
でも、そうではないのですね。
ここでも、勝手な思い込みが、
ありました。
「漆のお皿にサラダを載せて
みて下さい。いつものサラダがぐっと優雅になりますよ」
~とは、お皿を求めた販売店のHPでの言葉。
そんなこんなで・・今日御紹介の漆器も又々、お皿です。
【先日】 のお皿、写真では少々赤っぽく写っていましたが、
本来は落ち着いた朱色。「古代朱」 という塗りだそうです。
それに比べますと、今日のお皿は見るからに朱色。
その上、金箔を使っていますので、華やかです。
そうそう、こちらのお皿も椿皿【高台(足)が付いている】ですね。
お昼に、おむすびを載せて頂いたのですが、
いつものおむすびも、何だか高級なおむすびにも感じられ・・。
器の持つ効果って、素晴らしいですね。
このお皿、「うるし工芸 米永」となっています。
金箔と言いますと、やはり加賀の国金沢ですね。
今日は、金木犀の木を
思い切りザクザク切りました。
木を切るって、
爽快で・・何だか好きなのです。
手っ取り早い、ストレス解消。
ふと気が付くと・・。
こんな紫の夕闇が迫っていました。
秋ですね!