昨日の雨は上がりました。
雨の後の、
“空気がピカピカ光って
いるわ・・”
~状態、いつもの通りです。
そして、もう一つ、
今の季節独特のものと言えば、
落ち葉の華。
「紅葉(もみじ)」 や
「柿」 の葉等など・・。
朝など、ワッ! と声を上げてしまいたくなるほど・・。
尤も私の声は感動の声の
つもりなのですが・・。
本当は、そのままにして、
地面に描かれた落ち葉の模様の
余韻を楽しみたいのですが、
そういう訳にも行きませんものね。
あっちからこっちから、
サッ、サッと箒(ほうき)で掃く音が
聞こえて来ましたから。
午後からは北風も出て来ました。
少しだけ開けた小窓から入り込んだ風が、
ガタゴトと音を立て、建具を揺らしています。
“・・・これからいつも風を人間として考える事にするわ。
北 から吹いて来る時の風は、がみがみ女 だし ――”
【「エミリーはのぼる」 第12章】
それにしても・・北風、エミリー が がみがみ女 と言う筈ですね。
始終、音を立てて煩(うるさ)いのですもの。
(葉っぱの写真は、上から 「カンナ」、「柿」、「ブルーベリー」 です)
さて、こちらの2枚の写真。
上の写真の後ろ美人は、「紫陽花」 の花。
なぜか襟足の長い、美しい着物姿の女性を想像してなりません。
今年は、花が終わってから今まで、この変わらぬ姿で過ごしています。
その下の真っ赤な葉っぱは、「ブルーベリー」 です。
それぞれ緑から時を経て、こんな風に秋色に変身。
晩秋から冬への装いを着々と始めているようです。