【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

紅彩の中の小さな春

2009-11-21 17:25:55 | 香る庭の花綴り


   今朝は穏やかな日の出と
  なりました。

   大層暖かく、
  小春日和の天気になっています。

   一時、急に寒くなりましたが、
  どうやらその時だけだったようです。

   そう言えば、灯油の巡回販売の方が
  仰っていらっしゃいましたっけ・・。

   「暖かいので、全然売れません。
  2缶目を買われたのは、
  リラさんの所だけですよ」 ~ なんて。

  

 
【ヒマラヤ雪の下】・【インウォールクラータ】


   さて、今年は紅葉の色が悪い・・なんて
  思っていましたが、ここに来て、
  我家の紅葉も何とか紅くなりました。

   それに先日も記しましたが、
  庭に小さな異変・・?

   早春の花、「ヒマラヤ雪の下」 や
  「水仙」が花芽を付けるかと思えば・・。
  (例年、2~4月に開花)

   秋植え球根のフリージアが庭に
  植えると同時に葉っぱを出しています。
  
   春が待ち切れないのでしょうか・・?
  それとも小春日和を本当の春だと勘違い?

   ところで、私の憧れの花、「匂い菫」 の
  苗をポットから庭に移しました。

   勿論、『アンの世界』 の花である
  事は言うまでもありません。

   春になると一面に青い菫が咲くという、そのものズバリの 「すみれの谷」 など、
  この菫の記述は枚挙にいとまがありません。そして他には、こんな風にも・・。
  
   「・・・紫水晶って、おとなしい、すみれたち の魂だと思わない?」
                                        【「赤毛のアン」 第13章】

   “ジム船長は、このひまわり式の讃辞に すみれ の優雅さを込めて
  言ったので、アンは誇らしげにそれを受け取った。”

                                        【「アンの夢の家」 第7章】

   すみれの存在が、大層、身近である事を感じさせてくれます。
  私も、「すみれ」 の語感と共に、大好きです。

   話は変わりますが、ルース・レンデル のサスペンスでは、
  すみれの残り香が犯人を暴く・・なんて、ありましたものね。

   その頃は、「匂い菫」 なんて知りませんでしたから、(私の頭の中ではビオラや三色菫)
  あの位の匂いで残り香・・? と不思議だったものです。
  兎にも角にも・・どんな香りがするのか・・来年の春が心待ちです。