昨日の薔薇色の空とは比べるべくも
ありませんが、今朝は、
ほんのり菫色の空になりました。
今日も概ね晴れ。
そして小春日和の大層、
暖かい天気になっています。
一方、『アンの世界』 の11月。
“11月は嫌な月だわ”
この表現、幾度となく目にしますが、
本当にそのようですね。
それに引き換え、11月だって色彩に溢れている我日本、
『アンの世界』 に負けず劣らず、“美しい国” だと思います。
“その年の 11月 は日光を出し惜しみした。
寒い風が葉の落ちた銀色の枝の楓林を吹き渡り、
窪地にはいつももやが立ち込めていた・・・・・
霧のような優雅な不思議なものではなく、
父の言う 『じめじめした、暗い、陰気な、滴の垂れる、
霧雨のようなもや』 であった。” 【「炉辺荘のアン」 第19章】
さて小春日和の天気の下(もと)、
今日も自転車で出掛けて来ました。
今日の空は、雲が面白くて・・。
上ばかり向いているものですから、
ちょっとフラフラ気味・・。
それでも道端には昔懐かしい、
数珠玉があるかと思えば、
まだまだ名前を知らない野の花も・・。
こんな所に、こんな花・・と、
小さな発見があり、嬉しくなります。
ピンクの花も本当に小さな小さな花。
私にとっては初めての出会いです。
何だか、はにかんだような笑顔に
出会った気がして、シャッターを押す
指にも、思わず力が入っていました。
写真もいいけれど、ターシャさんや、
ベニシアさんのように、スケッチブック
を持って出掛けたいな・・? なんて。
どうやらお天気下り坂のようですね。
夕方の天気予報で、この時期の雨は、
「山茶花梅雨」 と言うのだそうです。何と風流な名前でしょう。
こんな名前の雨なら、鬱陶しい雨も我慢出来る気がします。