

高くなった暖かい朝となりました。
しかしながら一旦、日の出は見た
ものの、その後、すぐさま雲に
覆われたせいでしょうか、
それほどの暖かさは感じません。
とは言え、時間の経過と共に
雲は晴れ、天気予報通りの気候に。
3月中旬、いいえ 4月上旬と言った
所でしょうか。勿論、今暖房はありません。

ところで写真の空。
昨日の 『アンの世界』 の
記述に 「縞模様の冬」 と
いうのがありましたね。
今度は今朝の空が冬ならぬ、
「縞模様の空」 に。
この空・・又々、何もありません。
淡~い水色の空。


10日以上、過ぎたでしょうか・・。
(写真は今日現在)

今度は我家の 「黄梅」 が開花。

「梅一輪
一りんほどの暖かさ」
~服部嵐雪
~とはよく言ったものですね。
「白梅や誰が昔より垣の外」
~与謝蕪村
万葉の昔から花と言えば、「梅」 を指し、和歌や 「源氏物語」 などにも度々登場しています。
特に名高いのが、「飛梅伝説」でしょう。
「東風吹かばにほひおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ」 ~菅原道真
上の句は九州の大宰府に流される事になった菅原道真が、家を出る時に詠んだ歌です。
書斎の庭に植えてあった梅の枝が、一夜にして九州に飛び移って根付いたのだとか。
あまりにも有名な歌ですね。
それにしても、僅か17文字から26文字のうちに、あらゆる情景や心を詠む・・。
それは、素晴らしい想像力と心の豊かさですね。
そうそう、夕方の天気予報では・・。
「季節は 光の春 から 音の春 へ移行しつつあるようです」 ~なんて。
何とロマンティックなのでしょう。
因みに 「音の春」 とは、小川のせせらぎ、野鳥の囀り、春風の音・・なのだそうです。