




なりました。
起床時の空も何も、ない空。
毎朝、一喜一憂している東の空も、
春になると途端に趣きがなくなって
しまうのが常なのですが、
果たして今年はどうなのでしょう・・。
さて、今日もいいお天気。
こうなって来ますと現金なもので、
庭で過ごす時間が多くなっています。
鉢置き台と化してしまっている壺の上も整理しなければなりません。
今日などは庭でお茶してもいい位、暖かくなりましたもの。
“・・・ 略 ・・・ 炉辺荘の安楽椅子に喘ぎながら身を沈めた、
途方もなく肥った婦人は溜息をつき、
春もあたしの若い頃のようには素晴らしくないと悲しげに言った。
「ねえ、ミッチェルさん、変わったのは春ではなく・・・・・
あたしたちだとお思いになりませんか?」
と、アンは微笑した。” 【「炉辺荘のアン」 第22章】
『アンの世界』 を折に触れ記していますが、季節に対する人々の杞憂は、
いつの時代も一緒だな・・と、つくづく考えさせられてもいます。
温暖化現象も、100年前から既に始まっているような記述もありますし・・。
ところで、冒頭からずらりと並んだ黄梅の写真。
この暖かさで一気に開花しました。
一足先に開花したお隣の白梅は、既にその花びらを散らし始めています。
春風に乗ってひとひら、ふたひら・・我家にまで飛んで来ています。
昨日写真を撮らせて頂いて良かったな・・~なんて。

こちらは満開の 「プリムラ・ジュリアン」 です。
黄色と赤の 2色ですね。まだ寒い頃から咲いていて、元気の貰える花です。