【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春に備える哲学月

2014-02-06 19:30:50 | 薔薇の追憶











冬の午後の美しい 灰色 や、
煙や、真珠などの中を走って行くのだが
少しも楽しくはなかった。                    
             【「エミリーはのぼる」 第18章】


「・・・だからこれには両面からの見方があるわ。
全てこの世の物事には
両面 あるのが当然なんだけど」
                    【「アンの青春」 第28章】






   今日も時折、小雪が舞う寒い一日となりました。
  暦の上ではもう春ですが、なかなかままなりませんね。

   ところで2月の別名と言えば、「如月(きさらぎ)」。
  ちょっと意外ですがもう一つ、「灰色月」 と言うのもあるのですね。

   その上、灰色は 「灰色の人生」 とか 「灰色高官」 など、
  あまりイメージ、よろしくありません。

   でも不死鳥(フェニックス)は、灰から蘇(よみがえ)ります。
  この事からも物事には、両面ある事が伺えます。

   「灰色月」 も春に備える哲学月だと思えば・・。
  ちょっと学問的な? 名称になりますね。








【美しく紅葉したブラックベリーの葉】




   さて、「白い貴婦人」 こと、白薔薇は少し前に開花しましたが、
  こちらの 「淑女の薔薇」 こと紅薔薇は依然、蕾の状態を保っています。
  「我関せず・・」 と言った風情。

   先日来の春のような暖かさと昨日、今日の厳寒の冬。
  昨年の11月から3ヶ月余り、それでも凛とした姿で、
  そこに佇んでいる薔薇。この薔薇は一体、何を思うのでしょう。

   そして注目すべきは他の季節にはない、薔薇の葡萄酒色の茎と葉っぱ。
  どれだけ開花に時間がかかっても、そこに存在しているだけで、
  夢と浪漫を与えて貰っています。それは他の花には決してないものです。
  薔薇の薔薇たる所以(ゆえん)ですね。