【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

純白の花

2014-02-14 18:50:28 | 四季のスケッチ



【白を纏って】









アンは・・・・・外を覗いて見た。
見渡す限り荒れ狂う
白い吹雪の中に没していた。
窓ガラスは吹き付ける雪が積もって
灰色になっていた。
スコットランド松は経帷子きょうかたびらを着た
巨大なお化けのようだった。                 
              【「炉辺荘のアン」 第13章】






   聖バレンタインデーの今日は、一面の銀世界となりました。
  それでも起床時は、木の葉などに少し積もっている程度。
  その後、降り積もって道路まで真っ白に。

   前回(先週)は空振りでしたから、
  この冬初めての本格的な雪です。
  音もなく、しんしん、こんこんと降り続いています。

   いいえ、耳を澄ませば、
  雪の舞い降りる、静かな音が聞こえて来るそうですね。

   そんな風に仰ったのは、どなただったでしょう・・?
  それとも雪と心を通わさないと駄目でしたかしら?

   でもなぜか今日だけは、このままやむ事はないのでは・・
  ~なんて思ったものですが気が付けば、やんでいました。
  午後1時は過ぎていたように思います。





   さて、このブログ、随分
  久し振りのような気がします。

   実は10日から12日まで
  二泊三日で東京に行って
  いました。

   (11日の結婚式出席のため)
  10年振りの東京です。

   雪の間隙(かんげき)を
  縫って上京したのは良かった
  のですが、猛烈な寒さには
  正直、震え上がりました。

   まだまだ先週末の雪も
  残っていましたし。

   その寒さは、
  こちらの比ではありません。

   それにしても・・。
  コートに帽子、マフラー、
  ロングブーツと完全防備の私。

   一方、沖縄からいらした方。
  羽織る物こそ着ていらっしゃいましたが、薄着。
  勿論、マフラーはなし。私に例えれば秋の服装です。

   聞けば、冷たい風が、心地良いのだとか。
  そして吐いた息が白くなる事にも感激されていましたっけ。
  日本も広いですね。

   今日だけは、ほんの少々 『アンの世界』 に近付いた気がします。
  尤も、あくまでも 「想像の余地」 を駆使しての事。

   僅か数時間足らずの雪で根を上げているのですから、
  どうやら厳しい 『アンの世界』 は無理のようです。

   そうそう、上京1日目、予(かね)てから行きたいと思っていた、
  靖国神社に行って来ました。

   今日は、思わぬ雪に興奮して前置きのつもりだった?
  記事が長くなりました。靖国神社の写真等は明日以降に。