ショウ老人の庭には 奇跡が起こったのである。 片隅にどんなに機嫌を取っても 一度も花の咲かない薔薇の繁みがあり、 セーラはそれを 「気難し屋の薔薇」 といつも呼んでいたのが、見よ! 【「アンの友達」 6.】 |
昨日は一日中、降りそうで降らなかった雨。
夜半にパラパラ程度はあったようですが。
今日は太陽も姿を現しましたし、
相変わらずの暖かさですが、風が強くなっています。
尤も今はやんでいますが。
そのせいか、今晩辺りから寒くなるそうですが、
果たしてどうなのでしょう。
そう言えば、午前中、折角、落葉を綺麗にしましたのに。
先程、来客があって外に出たら、ビックリ。
玄関の階段の一面に、紅葉(もみじ)の葉っぱが。
赤や黄に覆われて、それはそれは美しいのですが、
そうも言っていられません。
紅葉の葉っぱは、サラサラしていて
拾いやすく、何という事はないのですが、
美しさにすぐ拾い集めるのが勿体ない気もします。
それらの彩りで、ごみ袋でさえ綺麗ですものね。
そのお陰で、落葉拾いでさえ楽しくなります。
さて、今日の薔薇。
こちらは夏の初めに
一度咲きかけ、
咲く一歩手前で
私の不注意で枝を
折ってしまいました。
その後は、
至る所、虫に食われ、
見る影もなかった薔薇。
ある意味、相当、
気難し屋の薔薇です。
それが、こんな風に
美しく可憐に
咲いてくれました。
どうやらいつの間にか
再生してくれたようです。
これも 「秋」 の
恵みですね。
花色も赤でもない
オレンジでもない、
何とも不思議な色。
秋の夕焼けのような色・・? とでも言いましょうか。
この薔薇には、どことなく秋の愁いを感じてみたり。
秋薔薇の恵みに、心癒される毎日です。