



美しい夜だった。 満月は丁度、鬱蒼とした丘の森の上に上り、 月光はポプラ越しに私の前の庭に射していた。 西側の樹木のない片隅から、 夕映えが微かに残った銀青色の空が見えた。 この時の庭は実に美しかった。 薔薇の季節で、 家の薔薇は満開だったからである ―― 【「アンの娘リラ」 第10章】 |


【午後4時半の空】
今日は、燦々と輝く太陽と共に始まった一日。
随分、久し振りな気がします。
そして気候は一気に冬へ。
これまでの暖かさが一変しました。
そう言えば昨夜見た満月の美しさと言いましたら・・。
ピリッとした冷気と共に透明感もより増した気がして、
しばし見とれていたものです。
ところで、すぐ上の写真は午後4時半の空。
晩秋の空は、既に黄昏の雰囲気。
ス~ッと一直線に伸びた雲が面白くて。
結構な長さになっています。
さて、先日の薔薇が満開になりました。
あれから3日。
まだ開き切っていず、俯き加減だからでしょうか、
心なしか愁いを帯びているようにも見えた薔薇。
とびきりの笑顔になっても、
なぜか同じ事を感じてしまいます。
このような色は、深まった秋を映すには、
ピッタリの花色かも知れません。
紅葉した周囲の景色に、しっくり馴染む気がします。