だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

スライは、あきらめない!

2007-03-14 21:19:45 | 映画
ビル・コンティのあのテーマ曲を聴くと、自然と感動と興奮に心震えてしまいます。それこそが、シルベスター・スタローンの「ロッキー」(76)です。スタローン自ら脚本を書き、ジョン・G・アヴィルドセンが監督、共演は妻エイドリアン役にタリア・シャイア、エイドリアンの兄ポーリー役にバート・ヤング、トレーナーのミッキー役にバージェス・メレディス。

対戦相手の黒人アポロ役は、カール・ウェザース。名もない、売れないボクサー、ロッキー・バルボアが、猛烈な訓練をするシーンに流れるテーマ曲に胸躍ったものです。ファイトシーンは、手に汗握る大興奮!ラストシーンの『エイドリア~ン!』には、涙したものです!この映画で“スライ”は、一躍トップスターに伸し上がりました!

シリーズは、「ロッキー2」(78)対戦相手は再びアポロ。「ロッキー3」(82)相手はクラバー(ミスター・T)。「ロッキー4/炎の友情」(85)相手はドラゴ(ドルフ・ラングレン)。「ロッキー5/最後のドラマ」(90)と、なっていました。よくも悪くもここまで続いたのですが、評価の方はメチャ悪くって、ラジー賞をいっぱ~いもらっちゃったシリーズでもありました。

個人的には、1作目でやめておけばよかったのに… なんですが、スライはやめる気はなかったようで、今度こそ最後と、脚本を書き監督してしまいました。

ロッキー・ザ・ファイナル」(06)原題は“ROCKY BALBOA”。原点に戻った感があります。ドラゴとの試合で脳障害となり、引退したロッキー。今は小さなイタリアレストランを経営。エイドリアンはすでに亡くなり、「5」に出てた息子ロッキー・ジュニア(あの時は、セイジ・スタローン)も、父に反発して家出。

亡き妻や、かつての思い出にすがって生きているロッキー。 しかし彼の心には未だに消えぬ、ボクシングへの情熱がくすぶっていました。年老いて体のあちこちにガタが来ているにも拘らず、再びライセンス取得に励むロッキー。

息子(マイロ・ヴィンティミリア)の反対にもめげず、トレーニングを重ね、現役世界チャンピオンのディクソン(アントニオ・ターヴァー)との対戦を組むのでした。“NEVER GIVE UP” ロッキーはあきらめない!私だって、あきらめない!見ます!
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