だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ジョンソン・ワールド、1作目

2007-03-25 21:41:02 | 映画
昨日の記事に関連して…。この映画のキャッチコピーが、≪『ツイン・ピークス』『LOST』を凌ぐ衝撃の結末!≫。うむ、これは気になる!映画のタイトルは、「BRICK」。“ブリック”とは、“レンガ”のこと。俗語で“1kgのコカイン”、または“くたばれ!”の意。

監督/脚本は、本作がデビューのライアン・ジョンソン。「ツイン・ピークス」のオープニングにも似た、排水抗で発見されるブロンドの少女の遺体。健全であるべき高校を舞台にした、暴力や麻薬、そして殺人事件。登場人物は、あくまでも学園の生徒や先生たち。

監督が7年の年月をかけて仕上げた、デビュー作とは思えぬ完成度と独自のワールドに、早くも高い評価が与えられています。05年のサンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞。すでに“ジョンソン・ワールド”を構築、これからはこの名も代名詞になるはず。

先の事件発覚から遡ること、2日前。南カリフォルニア郊外のサンクレメンテ高校のゴードン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、呼び出された交差点の公衆電話に出ると元彼女のエミリー(エミリー・デ・レイヴィン、「LOST」のクレアね、それと「ロズウェル」のテス!)が。

エミリーは、謎の言葉“ブリック、フリスコ、タグ、ピン”を残して行方不明に。ゴードンは親友のブレイン(マット・オリアリー)と、エミリー探しを始めます。チア・リーダーのローラ(ノラ・ザヘットナー、「カンバセーションズ」(05)のヘレナの少女時代)、演劇部のカーラ(ミーガン・グッド)たち…。

それからエミリーの現在の恋人、ハッパ中毒のドード(ノア・セガン)も現われ、ますます混乱するゴードン。果たしてエミリーは、誰に殺されたのか?入り組んだ登場人物たちを結ぶ線とは?残された数々の謎の言葉の意味は?

学校のトゥルーマン副教頭役に、「黒いジャガー」(71)や「シャフト」(00)のリチャード・ラウンドトゥリーが。謎のピン役に、「刑事ジョン・ブック/目撃者」(85)や「ズーランダー」(01)のルーカス・ハースが。探偵小説を読むような興奮。舞台を高校にするという、斬新なプロットと映像。期待です!
コメント
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