だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

太陽が死ぬ日

2007-03-18 21:29:37 | 映画
いまさらですが、TVシリーズの「ミステリー・ゾーン」の大ファンです。オリジナル・タイトルは“THE TWILIGHT ZONE”、1959年から64年まで放映され、日本では日本TVで1960年、TBSで1961年から放映されました。もちろん、この番組をリアルタイムで見てました♪

このシリーズの特長は、1話完結のSFアンソロジーの草分け的番組で、クリエーターのロッド・サーリングの卓越した発想、リチャード・マシスンやロバート・ブロックなどの素晴らしい脚本家、スティーヴン・スピルバーグ、ジョン・ランディス、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラーなどの今をときめく監督たちを登場させた、本当に超すごい番組でした。

数ある有名なエピソードの1つに、『狂った太陽』(34話“THE MIDNIGHT SUN”)というのがあります。軌道を外れ、太陽に近づいていく地球。灼熱の地球、しかしそれは主人公の女性の夢で、本当の地球は太陽からどんどん離れて行く、という反対の恐怖を描いていました。ゾッとしました。

映画「サンシャシン2057」は、すべての命の源、太陽の死を描いています。予告編を見て、真っ先に『狂った太陽』を思い出していました。監督は、「トレインスポッティング」(96)や「ザ・ビーチ」(99)「28日後...」(02)「ミリオンズ」(04)のダニー・ボイル。

衝撃的な脚本を書いたのは、「ザ・ビーチ」の原作者でボイル監督とのコンビも多い、アレックス・ガーランド。太陽の死をテーマに、漆黒の宇宙空間での未知の恐怖、孤立する人間たちに襲いかかる数々の恐怖を、私たちに見せつけてくれます。

太陽を蘇えらせる任務を負う、宇宙船“イカロス2号”。船長は日本人のカネダ(真田広之)、物理学者のキャパ(キリアン・マーフィ)他、コラゾン(ミシェル・ヨー)、メイス(クリス・エヴァンス)、ハーヴィー(トロイ・ギャリティ)、キャシー(ローズ・バーン)、トレイ(ベネディクト・ウォン)、サール(クリフ・カーティス)の8人。

映画の恐怖は、7年前に行方不明になった“イカロス1号”へと繋がっています。いったい、何があったのか?太陽を蘇えらせることはできるのか?久々の本格的なSF(ホラー?)映画。期待してま~す!
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